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2018年02月11日16:19

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All The Way Up

るんるん…「WHAT IF…」/MR.BIG


パット・トーピーが、逝ってしまった。

先日のジーノのことを書いた日記でもふれたが、僕は高校生の頃はメタルキッズで、それこそ、酒井康氏のラジオを聴き、BURRN!を読み、CDもお小遣いの許す限り買った。

その、僕たちの世代のスーパースターは、間違いなくMR.BIGだった。

彼らの人気はHM/HR好き、洋楽好きに とどまらず、音楽が好きなら持っている、持っていないまでも名前は知っているのが当たり前というぐらいの人気があった。

冗談ではなくて、AEROSMITHやBON JOVI、さらにはBEATLESと比肩するぐらいの人気があったのではないだろうか。

4人それぞれが凄腕プレイヤー、さらにはそれぞれが愛されるキャラクターであり、ルックスも良い。

そして生み出す楽曲が、どの曲もポップかつキャッチーで聴きやすく、なじみやすかったのが大きかった。

なによりもバンドをやるきっかけが、MR.BIG、という例が本当に多かった。

派手なフレーズが華やかで、バンドを組んできた少年少女はみんな、MR. BIGに憧れていたし、最初にバンドで演奏した曲がMR.BIGという人は、相当数いるんじゃないだろうか。

だから、彼らが互いに憎み合い、最悪といってもいい形で解散した時は、本当に悲しかったし、時がたち、再びあの4人で活動を再開した時は本当にうれしかった。

2011年の来日公演は忘れられない。

動画作品で見るよりも、数段凄まじい、圧倒的なライヴだったし、4人の笑顔が本当に輝いていた。

2011年は、日本は足を踏み入れるのも躊躇われるぐらい、海外の人からみれば危険だと思われていた状況にも関わらず、勇気を持って来日公演を完遂してくれたことは、感謝だけでは言い表せない。

彼らがこんなに日本を愛してくれていたからこそ、日本も彼らを愛していたし、だから僕たちの世代のヒーローだったんだと、改めて思った。

リアルタイムのヒーローが去るのはつらい。

パットが難病に罹患し、闘病していたことは周知ではあったが、それでも、別れはつらい。

彼に影響を受けた僕たちの世代の音楽好きは、みんな、同じ思いだと思う。

パット・トーピー。

素敵な音楽と思い出を、ありがとう。


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