いつも忘れ去られる人達のこと（駄犬メモ）

■防衛相、被害家族らに謝罪　ヘリ墜落事故後初の現地入り
(朝日新聞デジタル - 02月10日 19:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4981774

自衛隊でも米軍でもそうだが、何か事故が起きるとまず民間への被害が取り沙汰される。実際に被害がなくてもそうだ。だが、何かが間違っている。それは自衛隊員や米軍人の死が忘れ去られることだ。

彼らの家族はどんな思いでいるのか？彼らへのケアは？サポートは？一体どうなっているのか？それらについて触れるメディアはまず無い。その人達は公務員の家族ではあっても、公務員ではない。民間人なのだ。

もちろん、彼らの役割は民間人を守ることだ。だから民間人のことが優先になるのは当然のことだ。だが、せめて大臣が彼らの死を悼むぐらいの意を堂々と示してもいいのではないか？これから先も彼らの家族は生きていかねばならぬ。家族を失った悲しみを乗り越えて、暮らしていくのだ。

今の世の有り様は、そして政府は、彼らの家族に不名誉を背負わせてしまってはいないか？国民のために働き、不幸にも命を落とした人達の家族にそのようなことで良いのか？
この状況は人の道に反している。そう思わずにはいられない。