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2018年02月08日18:47

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春風亭一之輔 独演会 経堂さばのゆ

春風亭一之輔 独演会
経堂さばのゆ

行ってきましたー

19時開場、20時開演
19時35分頃到着すると、入りは4分の1
丸椅子とか箱のような椅子に小さな座布団が敷かれ、
ずらっと席があります。
入っても店員がいないので、どうしたものかと思いつつ、
前方左の飲み物カウンターをのぞくと、
そこに店主のおっちゃんがいました。
予約名を告げ、木戸銭3000円とワンドリンク分を支払う形式。
各種アルコール、ソフトドリンク。
私はビール(ハイネケン缶)で500円。
「関西の方? ぼくも関西なんで」と言われる。
店主の須田さんはめっちゃなじみやすい関西弁。
ゆっくりの、だれにでも同じゆるいしゃべりの。
風貌もそんな感じ。なんかとっても落ち着きます。
まーせっかくだしいちばん前に座ってくつろいでおりました。

20時5分頃、CDで出囃子が流れ、
うしろで拍手が鳴る。
すぐ脇の階段で黒い草履を脱いで高座にあがる一之輔さん。
黒い着物。短めの袖。黄土色っぽい半襟。羽織は何色だったかな。
羽織紐は茶色。

「雛鍔」
昼は池袋と新宿の寄席に出たのでその違い、
子供の話、ドラマ事情、インフルエンザなど、多岐に渡るマクラ
「いつも何やろうか悩むんですけど、お子さんの声がしたので」と噺へ。
「もうやんなっちゃったなあ」
「何があったの」って植木屋と女房との会話
「金坊どこいった」
手を広げて壁にはりついている様子
「おい、忍びがいるぞ」
わはは
隠居さんが来てるとこに、
忍びが覗いている
わはは
羊羹切らせる時の「にゅうっと」みたいな例え
半紙を四角く折ったり、
めっちゃおもしろい!
銭をお雛様の刀の鍔だと思うと言うところで
こっそり、よくやったと親指立てる植木屋
わはは

仲入り約5分

「猫の災難」
酒のつまみは冷や奴でいい
木綿がいい 絹は頼りない
年に一度行く会で海宝漬をもらうけどあれがごはんに最高、
55歳くらいからの憧れの生活、などのマクラから。
兄貴はどの酒屋がいいとか聞かずあっさり買いに行った
ほとんど熊さんの独り言です
酒を眺める熊さん
最初は「いけねえ、いけねえ」と我慢してるけど
「毒味したって言ってたな」と飲んじゃう
器は上手奥にある棚から出してた
2段くらいある水屋って感じ
兄貴の分は燗徳利に入れとこう、って徳利出す時も水屋から。
意外にちゃんとした熊さんち。
「おいしょ」
とか、仕草に付随したちょっとした声がおもしろい。
酒は酒呑童子が呑んだってことにしようかな、
天井から「はーい」ストローでちゅるちゅる「じゃあな」
「出刃包丁持ってねえじゃねえか」
「あ、そこ、取って」
わはは

21時35分終了

いやあ、おもろかった!
楽しく和やかに、って感じの高座でした。
マイクなしの生声ってすきだなー。

間近で見る一之輔さんは、お肌つやつや。
手がまるまる。指が短い。
汗かかない。揺れない。ちょっと照れたような表情もする。

距離が近いといつもより身近にも感じられ、
落語好きなお兄ちゃんが楽しそうにやっているような楽しさ。

今回はかなーり前にたまたまHPで見つけて予約を入れた会
さばのゆ。はじめて行きました
経堂駅徒歩3分くらい
飲み屋風情の貸しスペース

ワンドリンク制ですが、ドリンクは会の後で、って方も多く、
私はすぐ帰りましたが、
みなさん席を立つ様子がなかったので
軽い打ち上げがあるのでしょう。
ちなみに聞いてると、ドリンク交換は9割アルコールでした。

男性3割女性7割。
50代がいちばん多そう。ちょっと大人な感じ。
グループで来ている人が多いけど、ひとりでもまったく問題なしです。

私はといえば、
すぐ横に脱がれた一之輔さんの草履が気になって
揃えるべきか否か、触っていいのか、と思案した挙げ句、
そのまま触りませんでした。ははは。

帰りは歩いて帰宅。徒歩圏内っていいですね〜
噺を反芻しながら家路につくしあわせなひととき。


そんでもって、いまさっき、志ん朝の「雛鍔」聞きました。
これまためっちゃおもろいやんーー
これからも生高座でいろんな噺知りたいなあ

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