mixiユーザー(id:18496510)

2018年02月06日23:13

97 view

朝日の報道犯罪・森友編その27

特に稲田の場合は、彼女のキズはそっくりそのまま安倍の傷となる。

稲田は、平成17年、当時幹事長代理だった安倍に抜擢されて国政に出て以来、戦う愛国保守の姿勢を強く打ち出し、保守層の支持を受けてきたが、とりわけ安倍その人に厚遇されてきた政治家だからだ。

通常の政治家のキャリアよりも大分甘い点の女性政治家の登用だが、それでも、稲田の場合、当選三回で第二次安倍政権の規制改革担当大臣、更に政調会長に抜擢されたのはやはり異例だった。

党三役は並みの閣僚よりも実権は強い。政調会長は既得権益の党内調整も視野に入れながら政策に練り上げねばならず、力量を要する。総理への階段となり得るポストである。その後は防衛大臣に就任し、平成29年7月28日、南スーダン日報問題で大臣を辞職した。というかここでは詳細は割愛するが、やはり野党と朝日新聞のいちゃもんにより実質的に辞職させられたようなものだ。厚遇の前半は、人材育成の意味かとも見えたが、政調会長、そして防衛大臣へという性急な登用は、安倍その人への批判ともなる結果となった。

朝日新聞が一面大見出しで「虚偽答弁」と攻撃したのは言うまでもない。種切れになりかかっていたところに安倍の本丸から出た願ってもない格好の敵失だったのである。

朝日新聞の、稲田に対する「虚偽答弁」というレッテル貼りはおよそ半月続いていく。

14日の時時刻刻で「稲田防衛相と森友学園、疎遠?旧知?」、15日は一面トップで「稲田氏一転『出廷を確認』『記憶違い』弁明」「答弁撤回し謝罪 森友裁判代理人」となり、わずか三日間に八本もの大見出しを打っている。最終的に朝日はこの件を、3/25「稲田氏また釈明 籠池夫妻と国の話し合い『夫が同席』森友学園問題」まで引っ張った。

まさに常軌を逸した叩き具合だが、それにはちゃんと意味があったのは言うまでもない。

まず第一に、安倍の最側近に打撃を加えダメージを与える事で、自民党内での安倍の力を削ぐことにつながり、第二に安倍政治の理念の継承者とされる稲田を叩くことで、保守政治の後継者を未然に潰せる事にもなる。朝日の稲田叩きがより一層、力がこもるのも、当然と言える。こんなのは報道機関とはいえない。単なる反政府主義の運動家の活動そのものだ。

中でも、稲田叩きの最たる記事は、3/16「籠池氏取材した作家が発言紹介」「稲田氏と握手し話した」と見出しを打たれた記事であろうか。

稲田は籠池との関係を否定しているが、籠池の方では、最近、稲田と握手もし、話もしたというのが、見出しの意味である。

ところが驚くではないか!

記事を読めば、籠池が「稲田と最近会った」というのは、平成27年10月「保育園関連の会合で、大勢の中で会ったときに、握手をして話をした」事だというのである。普通、そんな会い方に「稲田氏と握手し話した」なんて見出しをつけるだろうか?

重箱の隅をつつくというか、ひたすら悪意の塊の新聞会社である。

ちなみに朝日新聞は、この籠池の発言を菅野完に取材して記事にしている。菅野は、時に保守を自称するなど言動に謎が多いが、実際には極左活動家であり、しかもその括りからもはみ出る程の人物である。

週間金曜日によると、平成24年7月25日に首都圏反原発連合に参加するが、女性問題がきっかけとなり、8月8日に本人の意志により脱退した。

この性的暴行については本人も認め、最近、判決も出ている。翌年2月には、しばき隊の結成とともにメンバーとなった。「レイシストをしばく」と称する団体の結成メンバーだった訳である。

ところが、デモ活動のカンパ金を着服したとされ、後に脱退している。朝日新聞が「作家」と銘打ち公然と取材源としていいような人物なのだろうか。

一般常識的に見て、とてもじゃないが、まともな人物でないのは明らかである。

だが、この後、私たちはこの特異な人物が森友問題の陰に、籠池夫妻の陰に、しばしば出没する様を見る事になるのである。

その28へつづく。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する