幻想第四次鉄道の夢♪ ☆

「どうしてわたしは
わたしのからだを、だまっていたちに
くれてやらなかったろう。

そしたらいたちも
一日生きのびたろうに。

どうか神さま。
私の心をごらんください、

こんなにむなしく命をすてず、
どうかこの次には、
まことのみんなの幸のために
私のからだをおつかいください。

って言ったというの。

そうしたらいつか蠍は
じぶんのからだが、
まっ赤なうつうくしい火になって、
よるのやみを照らしているのを見たって」

(銀河鉄道の夜より)

相手の心を傷つけ、
悦に浸っている間は・・・
相手の痛みがどれ程のものか？
知ることが出来ないのが人間の定め

誰かにさらけ出して、
初めて解る事もあったりする

特に存亡の危機に立たされると
「自分が可愛い」という気持ちが
自身の決断を鈍らせたり・・・

後悔の新たな火種を作ったりする

黄泉の世界への憧れが、
幻想に収まっていれば良いけれど
何かに突然背中を押されて
飛び込みたくなる衝動が生まれると
少々厄介な事になる

特に現代社会の狭間に引っ掛かった
貫けない正義を目の当たりにすると
とても弱気になったりして、
他人事などは気にかけなくなる

だとすれば・・・
たとえどんなに小さな事でも、
他人の幸せの為に動けるならば
それだけで自分も幸せになれると思った

現実が厳しいから、
幻想へ逃避するという考え方は・・・
古来から人間の歴史に刻まれていて、
在り来たりに思えたりするけれど

もしかしたら、
分けて考える方が間違いかも知れない

辛い時は、
何を どう変えたって辛いのだ

それでも・・・

「誰かの役に立ちたい」

と思えれば、
それこそが本物の「愛」なんだと
改めて思い知らされた

幻想第四次鉄道のレールは
いつも自分の心に敷かれていて
列車を動かすアルコールか？蒸気が
単純に足りていないだけだったりする

宮沢賢治の世界は、
今を生きる僕らに鳴らされた
大切な警鐘かも知れないと思った

だから、
叡智を誇るより・・・
「愛」を誇れる人間になりたい

修行不足の身ではあるけれど
その継承者になれるように、
これからも頑張ってゆきたい

今日は代走者が決まらなかったので
日曜の公休日も飛んで出勤になった
新しいコースが始まる時には
いつものお決まりパターン(笑)

まぁ、体がとても楽になったので
苦にならないのがせめてもの救い

「ケ・セラ・セラ」

のスピリッツ全開で参ろうぞ

仕事が大好きで仕方ないから
それでも良いのだ☆

皆様も、
楽しさを上塗りして今日１日を
有意義に過ごせますように・・・
心を込めてお祈り致します♪