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2018年02月01日21:18

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2018/1/31皆既月食(その1)

 昨夜、日本からは夜空高くに観察できる好条件の皆既月食がありました。曇りの予報とは裏腹に、ほぼ全経過を見ることができました。後半の部分食終了間際は雲が多くなってしまいましたが、皆既中はほぼ快晴の空に恵まれました。
 写真撮影は、東京スカイツリーを見上げる歩道脇で通行の障害にならない場所に陣取り、カメラ2台を使って行うことに。1台は広角ズームによる全経過連続撮影に、もう1台は望遠ズームによる単写真主体の撮影に割り振りました。
 画像処理に手間がかかる全経過連続撮影のほうは後回しにして、まずは単写真のほうを先に仕上げました。

東京天空樹星景〜『雅』と皆既の赤い月
フォト

2018年1月31日22時51分、1/2秒露光、EF-S55-250mmF4-5.6IS STM(55mm,F5.0), キヤノンEOS Kiss X6i改造機(ISO800,JPEG)、東京都墨田区向島にて
※1800万画素のうち、1510万画素相当の範囲をトリミング。

 東京スカイツリーの向こうに見えた皆既月食。今回の皆既月食は、冬場の空の高い位置で見えたことから、皆既食の最中でも肉眼で赤い月の存在がはっきりとわかるくらいの明るさがありました。ただ、2011年12月や2014年10月に見た時と比べて地球の影の中心側がかなり暗く感じました。
 一方で、皆既食の開始直後や終了直前の地球の影の縁に近いところはかなり明るく、肉眼では三日月状に黄色っぽく欠け残っているように見えていました。皆既食全体を通して、地球の影の内側寄りと外側寄りで光度差が大きな見えかただったのが印象的でした。

東京天空樹星景〜天望・皆既月食
フォト

2018年1月31日22時53分、1/2秒露光、EF-S55-250mmF4-5.6IS STM(100mm,F5.0), キヤノンEOS Kiss X6i改造機(ISO800,JPEG)、東京都墨田区向島にて
※1800万画素のうち、1510万画素相当の範囲をトリミング。

 上の写真を撮った後、東京スカイツリーの最上部に皆既中の赤い月が近づいてきてので、望遠側にズームして天望回廊より上だけを入れた構図で撮影しました。

 他にも食分ごとの皆既月食の進行の撮影(後半は欠撮あり)や全経過連続撮影、プレセペ星団と接近している様子の撮影を行ったので、仕上がったものから順次アップしていこうと思います。
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