mixiユーザー(id:6066157)

2018年02月01日08:13

207 view

こんな偶然って!

今、コーラスで歌っているのは、William Walton 作曲の英語名”Belshazzar's Feast"です。英国ではすごく人気のあるオラトリオだとか。

Belshazzar はバビロニア帝国の王様ということは最初のレクチャーで合点していました。それ以上のことは、とても眠い日だったのであまりよく耳に入ってはおりません。

それでも練習を続けるうちに歌詞が気になりはじめ、神様、エルサレム、イザヤ、ハレルヤ、シオン、エルサレムの神殿から盗んできた祭器(それでバビロニアの1000人の家臣、重鎮、後宮の女性たちを呼び集めて酒宴を張っている様子)など聖書と関係があるらしい言葉がたくさん出てきます。一体どういう背景の曲?ユダヤ民族のバビロニア捕囚と関係あるんだろうな、位は思っておりました。

昨日、歌詞だけを最初からじっくりと読んでいけば、(古英語が使われていたりするので、一層難解ではあるのですが)どうも最近読んだ聖書の箇所そっくり。

そうなのです。

ただ今、毎日の聖書日課というのを教会でやっていまして、今、みなさんでちょうど旧約聖書の「詩篇」を読んでいますが、一昨日読んだ詩篇の137編。バビロンに連れていかれたユダヤの民が、バビロンの川のほとりに座ってシオンを思って泣く箇所と同じ詩も出てきます。何という偶然。(鳥肌がたちそう!)

「主のための歌をどうして異教の地で歌えようかと、竪琴は柳の木々にかけて、」抵抗している様子や、「主を忘れるくらいなら右手は萎えるがよい、舌は上顎にはり付くがよい、」ってそのままじゃない!!

あまりのタイミングのよい偶然にびっくりして、今度は題名でNetリサーチ。分かったことは、この曲、旧約聖書ダニエル記5章の話をもとに作られたものだということで、ダニエル記5章もついでに読んでおこう、となり、さらに日本語では「ベルシャザーの饗宴」という題名が付いていることも分かって、日本語でもググってみよう!!

背景が理解できれば、ますます出会い!を感じることになりますね。

何度も聞いていると、大分、親しみが湧いてきています。最初は、歌い難さ、この上なしのなんちゅう曲じゃあ、と思っていましたので。うまい!

https://blogs.yahoo.co.jp/pocg1005jp/29159673.html




8 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する