mixiユーザー(id:2343041)

2018年01月29日05:17

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無人化・ネット化とSNS

人との繋がりって、何だろう。
マズローの欲求の段階の何段階目かに「コミュニケーション欲」というものがある。

今の仕事は以前に比べ、実際(リアル)に人と会う機会が減った。

ただこれは自分に限らず、昔に比べそういう仕事が増えていると思う。
「仕事相手はパソコン。クライアントとはメール」等々。
僕の知り合いで翻訳家・デザイナーがいるが(地方在住)、依頼も何もかもネットで済むようだ。
(デザイナーの人は、Skypeやgoogleハングアウトをたまに使うと言っていた。)

それ以外でもPCに向かっての作業という人は増えていると思う。
銀行に行っても窓口よりATMの方が混んでいる場合がある。
僕の使うA銀行は振り込みや残高確認等もスマホで行っている。
今ある仕事の大半はAIによって消滅等の記事を見る。

物を買うことだって、そうだ。
地方に引っ越して、東京に比べ不便になったが、ネット注文の発達がある。
試しに検索すればアマゾンであったりする。
翌日には届く。
地元スーパーに行っても店員さんとのコミュニケーションなく、機械相手のところが多数ある。
(無人ガソリンスタンドみたいなレジ)

(今ある仕事の大半がAIにとって代わられると脅される?と貯蓄傾向は増えるわな〜)

こうして、リアルで人と会う環境が減っている。
と同時にSNSは発達している。
自分の場合、Facebookが主だが、インスタ、mixiいろいろある。
Facebookは、ほぼ毎日チェックするのが、習慣になっている。
その率は昔より高い。
人とのやり取りも、LINEなどが多い。

僕の見解は、こうだ。
仕事や普段の生活の無人化が進むにつれ、SNSは比例して発達?している気がする。
それがよいことなのか、わるいことなのか不明だが、人がコミュニケーションを求める性向と無関係でないことは言えると思う。
人は人による承認があると生きていきやすい。
写真や短文に「イイネ!」が増えるだけで、なんだか、自分の行為に自信がもてたり、嬉しくなったりするのが人間の不思議なところだ。

朝、近所の商店街を歩くと、高齢者が多数喫茶店に集っている。
夫と別れて一人になった人、社会との接点が減った人が集うのだと思う。
リアルの接点。
ネットできない(?失礼)高齢者にとって、喫茶店は「イイネ!」に近いのかもしれない。

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ただしリアルの接触が減少しているのは、よいものとは思えない。
人はリアルな会話・コミュニケーションは求めている気がする。
母が借りてきていた本に「沈黙は毒、おしゃべりしなさい」と認知症予防の本にあった。
実際、人に会うと、会話だけではない、身だしなみやその他、不随する多くのことに、無意識に神経を使っているものだ。
その方が脳や体によいのだと思う。

先日、ホームパーティをやったことを書いたが、
以外な話になったり、脱線したり、リアルの大切さを感じた。(元々リアルでやっている読書会だが)

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ヨーロッパの地方に行くと、自販機がなく、軽トラをとめて屋台販売しているのが目につく。
売っているものも万国共通コーラでなく、地元くだものだったりする。
ああいうアナログが好きだ。

高速のETCにしても、母は、あれで料金所の人の仕事が減った、よくないと言っていた。
僕も分かる気がする。
みんながITの仕事、頭脳労働をしなくてよい。
定年退職しても働ける場(コミュニケーション)があった方がよい。
露店で、ものを売る商売があってもよい。

話しは脱線したが、本題は「無人化・ネット化とSNS」だった。
でもETCや無人レジも、リアルのコミュニケーションと結びつく。
最近目にする、ネット上の事件についても、「もしリアルな友人がいれば、意見して未遂に終わったのに」と思うことが多い。

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