腑に落ちない顔した山Pに手越が声をかけた。
手越『今の会話ずっと近くで聞いてたよ
伊知子ちゃん、山下くんのことが好きだから他の人に取られたくないからあんなこと言うんだよ┐( ̄▽ ̄;)┌』
山P『わかってるよ』
手越『場合によるけど鰻屋で行きたいと言ってるのに安い飲食店へ行く話をしたら大抵の女の人はしらけるよ。
好きな人から安いデートプラン言われたらショックをうける場合もあるし』
手越の言うことに一理あるが、伊知子の言い分も気になった
山Pはスマホをじっと見つめ考え込んだ
山P“みかこ先生の気持ちを確かめたい”
山Pはさっそく緊張しながらスマホを操作した。
山PLINE《みかこ先生、僕は体調があまり良くなくて医者から食事制限を言われてるから鰻は駄目なんです。
他の飲食店でデートしよう
》
果たしてみかこ先生はどう反応するのか
LINEをチェックしたみかこ先生は。
みかこ先生『智久くん、お医者さんに鰻を止められてるみたいなの』
ちさと『山P、体調悪いの
』
みかこ先生『そうみたい』
そして夕方が過ぎて、園児たちの保護者たちが迎えに来る。
この日は崎田登(さきたのぼる)の迎えはいとこ叔父(登の父親のいとこ)であるABCーZ塚田が迎えに来た。
そして、ABCーZ五関も同行してた。
塚田『ごっちが占いや風水に凝ってて
』
五関『今日、赤い車に乗ったらいいことがあるとネットの占いサイトで出たから塚ちゃんの車に乗せてもらったんだ
』
ちさと『私も占いや風水は好き
』
みかこ先生『私も
』
占い・風水の話で盛り上がり始めた。
そして、例の鰻屋の話になった。
五関『俺も知ってる。一度行ってみたかったんだよな
』
みかこ先生『私、智久くんを誘ったんだけどお医者さんから鰻食べたら駄目だと言われてるの
』
五関『山P、具合悪いんだ(・_・?)』
塚田『だけど、昨日はジャニーさんのおごりの焼き肉をバクバク食べてたよ
』
塚田、あっけらかんとしている(ーー;)
みかこ先生『ええっ(o゚Д゚ノ)ノ』
みかこ先生は驚くような声を出す。
みかこ先生“智久くん、もしして嘘ついたの
”
塚田『肉を食べれて、鰻は食べれないってことなんてあるんだあるだ
ずいぶん珍しいな』
塚田、空気が読めない( ̄▽ ̄;)
五関とちさとは塚田のKYぶりに唖然とした
五関『そもそも俺たちは医者じゃないんだから、山Pの体調のことを決めつけるのはおかしいだろ』
五関、ナイスフォローとツッコミ(  ̄▽ ̄)
ちさと『とりあえず、山Pの体調が良くなったらまた誘ってみたらいいんじゃない』
塚田『もしかしたら山P、お金が無くて鰻がごちそう出来ないとか。だけど、みかこ先生に正直に話すのは恥ずかしいから嘘ついたのかもしれない』
五関『塚ちゃんじゃないんだから
』
みかこ先生『とりあえず、しばらくしたらまた鰻屋に誘ってみる』
塚田『みかこ先生、頑張ってください
』
いつものように筋肉アピールをした
話はまだまだ続きます
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