少年法が廃止されない理由

女子高生の腹刺す 中学生逮捕
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4951709

未成年の殺傷事件が出る度に出てくるのが少年法廃止論。
しかし世論の空気とは別に少年法は中々廃止されない。
少年による凶悪犯罪が増加しているのにどうして少年法は廃止されないのか？
そんな社会の謎に鋭くメスを入れた話


《少年法とは？》

少年法はとは【まだ未来のある未成年だから無罪にしたり減罰したり実名報道しない】
といった配慮全般の法律です。
これにより大人顔負けの凶悪犯罪を起こす未成年が増えた為いらねんじゃねぇの？
ってのが今の世論の動きです。


《少年法が無くならない理由》

では何故少年法が無くならないのか？
その理由は【日本が国連に加盟しているから】


《子供の権利条約》

「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」は、
子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約です。
18歳未満を「児童（子ども）」と定義し、
国際人権規約（第21回国連総会で採択・1976年発効）が定める基本的人権を、
その生存、成長、発達の過程で特別な保護と援助を必要とする子どもの視点から詳説。
前文と本文54条からなり、子どもの生存、発達、保護、参加という包括的な権利を実現・確保するために必要となる具体的な事項を規定しています。
1989年の第44回国連総会において採択され、1990年に発効しました。
日本は1994年に批准しました。

参考　https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig.html


《少年法廃止は条約》

つまり【国連に加盟している以上は子供の権利条約は遵守だし、廃止は条約違反になるので廃止出来ない】って言う事らしい。
これで廃止してしまうと国連追放、
これって経済的にも拙い事になるんじゃないの？
みたいな話

参考　https://www.hurights.or.jp/archives/newsletter/section2/2005/05/post-179.html


《そもそも国連に加入する必要ある？》

ただそうは言っても最近ちょくちょく耳にするのが
【そもそも国連に加入する意味ってあんの？】って事が疑問として出ている。

って云うのもロシアや米国を中心に
【世界中で協調路線から保護主義に傾き始めているのですよ】
これは何処の国も【世界平和よりも自国の平和】に傾いていくのね。
ってなると【自国の平和の障害になるなら国連なんていらなくね？】っていう風潮に実は徐々に傾きつつあるのですよ。

実際米国なんかは国連無視して暴走する事はしょっちゅうあるし、
今勢いに乗ってるロシアや中国、北朝鮮なんかもガン無視で、
【世界平和よりも自国の利益優先で動いとる訳です。】
英もEU離脱して保守着に動いているし、
世界中が不況な今
【自国の損失に目をつぶり他国と足並み揃えましょなんて国は徐々に名くりつつ有る】
っていうのは現在の考え方にあって、
【今の御時世昔ほど国連って御大層なものじゃないんじゃないの？】
って懸念は有るわけですよ。

ってなれば【少年法廃止をきっかけに弱体化した国連抜けるのもいいんじゃね？】
とも考えられるんじゃないっすか？


《総括》

少年法廃止派の人は国連に忖度して改正は必要だけど廃止はやり過ぎて人が多いけど、
個人的に【そもそも国連が保護主義が世界に広まり始めて年々弱体化してね？】
っていう気が僕はするので、
国連忖度だけが理由であれば年々根拠として弱くなっていくなぁとは思う。

まぁ国連だろうがなんだろうが、
この国は民主主義の国なので国民の過端数がいらねぇと言えば無くなると思うけどね。
因みにお隣の北朝鮮も【独裁国家とか言われているけど実は民主主義の国なんだよね。】