【温泉日記】湯郷三島温泉

2018年1月7日

【名称】湯郷三島温泉
【所在地】静岡県三島市徳倉
【泉質】アルカリ性単純温泉

2018年初めての海釣りは沼津。
夜中に出発して朝に着いたのですがチョー寒い！
しまテック（我が家ではしまむらのあったか下着のことをそう呼ぶ）を着て来なかったことを後悔しつつ、マサはTシャツ＋フリース＋ごつい生地のパーカー＋釣り用防寒着上下を重ね着。まめこは長袖トレーナー＋膝上までの丈のパーカー＋中綿入りジャケット。更に長いマフラーをぐるぐると口元まで隠すように巻いたので強盗犯人みたいになってました。
凍えてぎこちない動きながらも何とか道具をセットし、マサはエサ釣り（のちにエギングも）、まめこはサビキで遊びます。
最初はとにかく寒くて竿をセットしたままあちこちウロウロして（動いてないと寒い）、マサが堤防の壁に手をついてこちらを見たので「まめこそれ知ってるよ、『壁ドン』っていうんだ」とか言ったら怒って海に突き落とされそうになったりしましたが、昼間は良く晴れたせいかだいぶ暖かくなったので（マサは「暑い」と言い出して着ているものを次々脱ぎ始めるしまつ）、その勢いのまま夕方5時まで約10時間、存分に楽しみました。駐車料金を徴収に来る漁協のおじさんがいい人で、あれこれと教えてくれるので楽しかったです。
食べごろサイズの魚を何匹か持って帰ることにし、頭のてっぺんから爪先まで凍った体を溶かすべく、いざ温泉！
とはいえ何も下調べせず来てしまったので、慌ててネットで調べて見つけたのがこの「湯郷三島温泉」。
ナビに案内してもらったらなんだか曲がりくねった山道をどんどん登らされて、不安になる我々。でも高台にある温泉にちゃんと着きました。
明るい受付のおばちゃんに大変親切に対応してもらい、3Fのお風呂へ。突然寄ったのでタオル一本しか持っておらず、リンスインシャンプーを使ったら髪の毛ごわごわですがまあしょうがない。しかしボディソープで顔を洗ったら意外と顔がツルツルになったのにはびっくりしました。
お風呂は、広い内風呂とサウナ、そして露天風呂。この温泉の売りはなんといっても「富士の湯」からは富士山、「駿河の湯」からは駿河湾（週替わりで男女入れ替え制）が見えるという露天風呂の眺望の素晴らしさにある・・・という話なのですが、夜だったので当然何も見えず・・・。でも女湯が「駿河の湯」だったので、とてもきれいな夜景が見れました。
ちなみに料金は平日昼間720円、18時以降520円だそうです。夜は富士山が見えないから安いのでしょうか（土日祝日は終日800円。安い）。
泉質はアルカリ性単純泉、さっぱりと疲れのとれるお湯です。露天は少しカルキ臭がしましたが、それほど気にはなりません。とにかく体が冷えきっていたので「温まらねば！」とじっくり浸かっていたら、まめこ少々のぼせてしまいました。露天では時々椅子に座るなどして休憩しつつ入ったのですが。最後に熱めの内風呂に長く浸かり過ぎたか。脱衣所でちょっと頭がクラクラするのを感じました。
厚化粧の女2人が洗い場にシャンプーなどを置き（邪魔）、体も洗わず風呂に入り（迷惑）、露天の入口の段差に座って長々喋っているので（邪魔）「最近の若い者はマナーを知らん」と腹を立てていたら、やっと洗い場に洗いにきたその二人、体も顔もいい歳こいたおばちゃんでした。その人たち以外は皆マナーのいいお客さんばかりで、子連れのお母さんが多いのですが子供たちもおとなしくお風呂に浸かっておりました。
と、風呂上がりにマサに話したら、どうやら男湯はさほど混んではいなかったものの、暴れまくる子供ばかりで、叱ろうともしない父親が多いらしく「そのおばちゃん2人の連れに違いない」という話になりました。プールじゃないんだから子供が泳いだり飛び込んだりしたら「人のいないところでやりなさい」と言うのではなくちゃんと叱って欲しいものです。
脱衣所は広過ぎもせずしかし狭くもなく、ドライヤーも3つか4つ置いてあって、新しくはないのですが清潔な感じの設備でよかったです。
今度は昼間来ようねー、と話しつつ帰ってきました。また是非行って富士山を眺めたい。なかなか良い温泉でした。

帰り道、「ラーメン食べて帰ろう」という話になり道端にラーメン屋を探すのですが、マサが今避けている「家系」ラーメン（何故避けているかと言うと翌日必ずおなかを壊すからだそうです）しかなく、結局「ゆで太郎」でもりそばを食べて帰ってきました。ちょっとおそばの味は薄いけど、ゆでたての歯ごたえある麺はなかなかのもんです、ゆで太郎。

【画像】堤防から見た富士山