あらすじ
テロの連鎖で荒れ果てた近未来。セルビアに住む主人公の傭兵は、マフィアのボスから、新興宗教の修道女と 修道女に育てられた超知覚能力を保つ少女をニューヨークまで運ぶよう依頼を受ける。
キングゲイナー的な旅の果てに、ニューヨークまで辿り着いた一行。明かされる少女の正体は、新興宗教の象徴として 超人類を産み出すための母体で、少女はすでに処女懐胎で双子を宿していた。
少女を渡すまいと戦う主人公と修道女だが、銃撃戦の末に二人とも死亡。レジスタンス組織のリーダーである少女の父によって、サイボーグとして生き返らせられた主人公。死の直前の聞いた、少女の言葉を思い出し、それをヒントに少女と再会。レジスタンスと共に身を隠す。
しかし、その数カ月後に 少女は双子を出産して死亡。奇跡の力を持つ双子を預けられた主人公、世界の運命は主人公の手にかかっている!…でエンド。
感想
少女の足手まとい系チョロインっぷりのスゴさ
・主人公が闘技場で殺るか殺られるかなのに「(対戦相手は)悪い人ではないの」
・主人公が闘技場で対戦相手を殺してしまったからといって、キレて謎の集団に付いていこうとする(正体はレジスタンスだったので 実は正しい判断だったのだけれども)。
・潜水艦に乗り遅れた難民が死んでしまうと、銃を持って潜水艦の中で暴れる
・それでいて、ちょっとでも主人公と打ち解けると、あっという間に肉体関係未遂。
・銃撃戦の最中にウロウロ。それを守ろうとした修道女が死んでもスルーで、主人公には「生きて」
手を結んでいるはずなのに、なぜか銃撃戦を始める新興宗教とマフィア。
用済みになったマフィアのボスを殺すために、核兵器を使う女教祖。核兵器を使っても咎められないレベルの権力があるのに、神の子計画で信者を増やすことに執着する不思議。
そして何よりも、あまりに投げっぱなしな終わり方。SFアクションなのに、ラスト10分はアクション無しで、延々と説明展開。諸悪の根源である新興宗教との決着もなく、ヒロインが死んでおしまい。カタルシスもへったくれもなかった。
少し前に見た「ウルトラ・ヴァイオレット」が、バビロンと似たような設定の話で、そっちはそれなりにまとまっていただけに、バビロンのとっちらかりっぷりには辛口評価せざるを得ない。「原作付きだからしょうがない」という考え方もあるけれど、そんな原作だったら無理して映画にするなよと。
ログインしてコメントを確認・投稿する