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2018年01月03日12:07

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よりどころ?

聖書には象徴で描かれていて、よくわからない文章が多いが、これもその一つニャ。

イザヤ書 4章

1 その日、七人の女がひとりの男にすがって、「わたしたちは自分のパンをたべ、自分の着物を着ます。ただ、あなたの名によって呼ばれることを許して、わたしたちの恥を取り除いてください」と言う。
2 その日、主の枝は麗しく栄え、地の産物はイスラエルの生き残った者の誇、また光栄となる。
3-4 そして主が審判の霊と滅亡の霊とをもって、シオンの娘らの汚れを洗い、エルサレムの血をその中から除き去られるとき、シオンに残る者、エルサレムにとどまる者、すべてエルサレムにあって、生命の書にしるされた者は聖なる者ととなえられる。
5 その時、主はシオンの山のすべての場所と、そのもろもろの集会との上に、昼は雲をつくり、夜は煙と燃える火の輝きとをつくられる。これはすべての栄光の上にある天蓋であり、あずまやであって、
6 昼は暑さをふせぐ陰となり、また暴風と雨を避けて隠れる所となる。

口語訳では3節と4節が合わせて訳されているけど、新共同訳では分けられているニャ。

イザヤ書 4章

1その日には、七人の女が/一人の男をとらえて言う。「自分のパンを食べ、自分の着物を着ますから/どうか、あなたの名を名乗ることを許し/わたしたちの恥を取り去ってください」と。
2その日には、イスラエルの生き残った者にとって主の若枝は麗しさとなり、栄光となる。この地の結んだ実は誇りとなり、輝きとなる。
3そしてシオンの残りの者、エルサレムの残された者は、聖なる者と呼ばれる。彼らはすべて、エルサレムで命を得る者として書き記されている。
4主は必ず、裁きの霊と焼き尽くす霊をもってシオンの娘たちの汚れを洗い、エルサレムの血をその中からすすぎ清めてくださる。
5主は、昼のためには雲、夜のためには煙と燃えて輝く火を造って、シオンの山の全域とそこで行われる集会を覆われる。それはそのすべてを覆う栄光に満ちた天蓋となる。
6昼の暑さを防ぐ陰、嵐と雨を避ける隠れ場として、仮庵が建てられる。

キングジェームスバージョン(欽定訳)でも、3節と4節は分けられているニャ。

Isaiah Chapter 4

1 And in that day seven women shall take hold of one man, saying, We will eat our own bread, and wear our own apparel: only let us be called by thy name, to take away our reproach.
2 In that day shall the branch of the Lord be beautiful and glorious, and the fruit of the earth shall be excellent and comely for them that are escaped of Israel.
3 And it shall come to pass, that he that is left in Zion, and he that remaineth in Jerusalem, shall be called holy, even every one that is written among the living in Jerusalem:
4 When the Lord shall have washed away the filth of the daughters of Zion, and shall have purged the blood of Jerusalem from the midst thereof by the spirit of judgment, and by the spirit of burning.
5 And the Lord will create upon every dwelling place of mount Zion, and upon her assemblies, a cloud and smoke by day, and the shining of a flaming fire by night: for upon all the glory shall be a defence.
6 And there shall be a tabernacle for a shadow in the daytime from the heat, and for a place of refuge, and for a covert from storm and from rain.

口語訳では「滅亡の霊」と訳された個所は、共同訳では「焼き尽くす霊」、欽定訳では“burning”となっているニャ。
“burning”とは、「非常に熱い」「燃えるような」と言う事ニャ。

そうなると「審判の霊と滅亡の霊」による洗い清めとは「聖霊と火」によるバプテスマの事かもしれないニャ。

マタイによる福音書 3章 11節

わたしは悔改めのために、水でおまえたちにバプテスマを授けている。しかし、わたしのあとから来る人はわたしよりも力のあるかたで、わたしはそのくつをぬがせてあげる値うちもない。このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう。

主はシオンの山のすべての場所と、そのもろもろの集会との上に、昼は雲をつくり、夜は煙と燃える火の輝きを…とあるニャ。
もっとも欽定訳では“a cloud and smoke by day, and the shining of a flaming fire by night”とあって、昼は雲と煙で夜は火があることになっていて日本語訳との違いがあるのが少し気になるがニャ。

この箇所は、出エジプトの雲の柱と火の柱を連想できるニャ。

出エジプト記 13章

21主は彼らの前に行かれ、昼は雲の柱をもって彼らを導き、夜は火の柱をもって彼らを照し、昼も夜も彼らを進み行かせられた。
22昼は雲の柱、夜は火の柱が、民の前から離れなかった。

イザヤ書では、雲や火に覆われるかの印象を受けるニャ。
口語訳、新共同訳、ともに「天蓋」と訳しているニャ。
そして欽定訳では“defence”となって、守られている事がより強調されているニャ。

こうなると神の御霊に包まれ守られない事には、ここにいることもままならないだろうから、攻めてくる敵はまずないニャろね。

となると気になるのは、一人の男にすがる七人の女ニャ。

「女」も聖書で複数の意味で用いられる言葉の一つですね。

文字通りの人としての「女」、教会や町の象徴としての「女」だニャ。

  ここでは「女」は教会ってことかしら…。

ここでは「女」は、教会の象徴と見て解釈した方が良いかもニャ。

七を「神の象徴」と見たのは創世記で七日目に神が休まれたからニャ。
それに、一般的な解釈としても七は特別視されることが多い数ニャよね。

女を教会と見ると、黙示録の七つの教会が連想できるニャ。
七を神の象徴と見れば「七人の女」は「神の教会」ということかもニャ。
「自分のパンをたべ、自分の着物を着ます」も「私たちは自分の報いを自分で受けます」と言う事かもニャ。

 じゃあ、七人の女にすがられている一人の男てって、イエスなの…。

おそらく、そうニャろね。

「ただ、あなたの名によって呼ばれることを許して、わたしたちの恥を取り除いてください」もまたこうなるのかニャ。

「主なるイエスの名によって呼ばれることを許して、わたしたちの罪を清めてください」
シオンの娘もまた、教会の聖徒の事かもしれないニャ。

そうなると、このイエスの名による神の教会とは何かとなるニャ。

神がイエス・キリストによって作られた教会と間違えなくいえるのは、イエスの時代の教会ニャ。
教会の聖徒であると安心するなってことかしら。

神に守られるにふさわしくあれと言う事でしょうか。

自分はそうなれているか、ちょっと怖いというか気になるというか…。
祈りによって導きを求めていくことが、求められていると言う事でしょうか。

自分の集っている教会はイエス・キリストの教会と名乗るにふさわしい状態か、自分はキリスト者、クリスチャンを名乗るにふさわしい心でいるのか、神に常に問いかけ自らを律している事の大切さを説いている聖文なのかもニャ。

マタイによる福音書 7章 21節
わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。

キリスト・イエスもこうおっしゃっておられるからニャ。

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