「Salyu Concert 2017 Trans-magic」

於：中野サンプラザ

だいぶアップが遅れましたが、年末恒例のクリスマスコンサートに行って来ました。



今回は過去に幾度も公演を行っている中野サンプラザ。音響も比較的良く、DVDなども出していて、Salyu、お客さんともに馴染みの深いホールで、デビュー前後からタイトル未定の新曲まで、2時間半ほどかけて万遍なく披露して行きます。

が・・・

勿論、世界観は激しく賛同します。選曲や構成も良く練られていて、曲数も多く網羅的でサービス精神を感じました。馴染みの曲でうるっと来ると言うより、デビュー曲でのオープニングやそれ以前のナンバーを聴けた価値、心に染みる新曲の数々を聴けた意味が大きかったです。バンドも名手揃いで、バスドラムが胃に刺さった以外は素敵、Salyuの歌が無くても小林さんの語りながらのアルペジオ的な一音一音にも痺れます。

肝心なSalyuは、秋の咽頭炎からの回復が完全でなかったのか、いつもの低音部だけでなく、中高音にも不安がある歌唱となりました。やはりプロですので、お客さん側がハラハラしながら（私の場合は集中できずに）音楽を聴くというのはなかなかしんどい事だと感じています。（でも、私の周りでは、終演後も涙して立ち上がれないような方も複数いらしたのも確かで、そちらが多数派なんだと思います）

その分、ヤマグチヒロコさんの安定感は抜群で二人のユニゾンや旋律の入れ替わり、和音などはとても斬新で清々しいものでした。（次回はヤマグチさんのステージも拝聴したいと思っています）

SCAT
VALON-1
彗星
飽和
エロティック
プラットホーム
name
be there
イナズマ
魔法
TOWER
再生
鏡
landmark
コルテオ 〜行列〜
THE RAIN
新曲
Lighthouse
雪の下のふきのとう
to U
新曲（flag:世界から猫が消えたなら、サントラより）

小林武史（Key、バンマス）名越由貴夫（G）キタダマキ（B）椎野恭一（Dr）ヤマグチヒロコ（Cho）