来年も何卒、宜しくお願い申し上げます♪、の巻

　今年は精神面＆身体面の年末ダブルパンチに見舞われず「年賀状が書ける♪」という状態にあった。そう、一昨日の午前中までは。

　そのため、午前中に年賀状の半分を書いて投函した。

　その後、インフルエンザを発症（昼に受けた検査では陰性だった。夜に陽性に変わった）したため、昨夜は震えが止まらずに、けっこうに苦しい思いをしたものである。昼間に検査で陰性と出たため、咳が止まらない状態であったから映画観賞こそ諦めたが、物の貸し借り等の約束や、下町映画館とミニシアター間でのチラシ展開等で動いた。その帰り道、ＴＳＵＴＡＹＡに立ち寄ったところ、レンタル落ちの中古ＤＶＤ（＝5枚1,000円）で、「おっ♪」と思うものがあったので購入。


・『青空娘』（増村保造監督）
・『穴』（市川崑監督）
・『噂の女』（溝口健二監督）
・『東京キッド』（斎藤寅次郎監督っ！！）
・『ラビッド』（デビッド・クローネンバーグ監督）


　斎藤寅次郎監督は再発見＆再評価されるべき名匠である。一度、10年程前にイベントを組み、ブックカフェ ワイルドバンチにて僕が司会進行と配布資料の作成を行った。その際、御協力下さったのが新世界東映のＳ支配人である。

　その足で、梅田ブルク７で1週間上映が延びた『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』のチケットを買い求めた。


　♪ねぇムーミン、　ソッポ向いて♪


　こっち向けや、ボケナスビぃっ！！（＾＾；）

　日本語吹替版のみの上映になってしまっているが致し方ない。ムーミンの声といえば岸田今日子（故人）のイメージが強いが、今回は宮沢りえが担当している。凄まじい変更振りである。

　それにしても、昨日にお会いした方々にインフルエンザを伝染してしまっていないか、心配である。なにせ陰性と出たので安心しきってしまっていた。

　今日は、外せない用事があったのだけれど、事情を説明すると、「インフルエンザなら外にでちゃいけないよ。いいよ、いいよ。来年にしよう」と。

　以後、今日の夕刻まで恐ろしいまでの寒気で震えが止まらず、ほぼ寝込んだ。

　その後、夕刻から【年賀状を書けなかったかった方々や、電話番号は教えていただいているが、御住所を存じ上げない方々、転居の可能性のある方々】に電話。初めてお話をする方も複数名いらっしゃったが、「年末にぶしつけに電話を差し上げまして恐縮です。ＭＡＳＡです」と言うと、「あー！　どうも、初めまして♪」と。御一人も例外なく皆様が快くお相手して下さった。嬉しかったなあ。

　続けて、スーパー巡り。マスク＆マフラー着用＆厚着で。出歩いてはいけないのだろうけれど、水分だけは確保しておかなくてはいけないから。


　♪ねーんまーつねんしにぃ　やもめーが病んだぁ〜♪（←『やもめが病んだ』＠真知子ママ＾＾；）


　ポカリ、ポカリ、ポカリ、あと年越し蕎麦と、餅。蒲鉾は正月価格で高価なので、安物だけれど100円ローソンへ。こういう時、100円ショップは「貧乏だけれど人並みの正月を！」と考える人に優しい。って、これはヘルパーさんが教えて下さったんだけど。

　他、4軒のスーパーを回り、馴染みのおばちゃん従業員さんや青年従業員君に年末の御挨拶。先方から「あ！」として御挨拶下さる方もいて、コミュニティでのコミュニケーションはうまくいっていると思った。「どないしたん？　風邪？　はよ帰って、あったこぉして寝ぇや」という言葉を掛けていただけるというのは、とてもありがたいことだ。僕の場合、親族よりも他人様の方が優しくして下さる。それは、決して幸福ＭＡＸなことではあるまいが、保身のために僕を排斥しつつ、その上、霊感商法絡みで洗脳されてしまった親族に邪険にされても構わない。僕が真にどうしようも無い人間ならば、他人様が仲良くして下さるはずもないが、そうではないのだから、僕としては、そういった方々との関係に感謝しつつ、その関係の継続を望むものである。

　さて、その後、映画グッズやストック食材で8割方塞がっていた台所をスッキリと見えるまで片付けた。黒豆、数の子、さつまいも大量使用の栗きんとんは既に出来上がっていて、あとは紅白なますと御雑煮程度。他は近所の主婦友さんの御節料理差し入れに甘えることにする。あ、酢蓮くらいは拵えたいなあ。と、年末年始の準備も大方を終えた。

　ＴＯＨＯシネマズフリーパスは6,000マイル（6,000分）鑑賞で発行されるのだが、インフルエンザのせいで、ほぼ諦めていた。「あーあ……」と思い、マイル数を改めて確認してみると、100の位を読み間違えていた。「1」ではなく「7」であった（←視力、悪い）　

　ぬおーーーーっ！！　あと2本観ればフリーパスを発行できるではないかー！！？？

　どうしよう、どうしよう……

　寝て起きてから考えます。

　いや、さっきまで寝てたんですけど、もっかい寝ます。

　昨日よりはかなりマシなので、気を抜いたりはしないけれど、まあ、昨年、一昨年より、ずっと良い年末年始だと思います。ただ、予定していた【生涯初の映画館での年越しオールナイト鑑賞】は諦めます。残念だけれど、こればかりは仕方がない。無理して自分に返ってくるだけならまだしも、他の人を巻き込むわけにはいかないから。


　といった中、年賀状を出せず、電話での御挨拶を差し上げることも出来なかった方々へ。



　【本年はお世話になりました。来年も何卒、宜しくお願い申し上げます♪】


　と、昨年は年末の御挨拶をする余裕が無かったけれど、今年はインフルエンザの只中にあっても、なんとかこうして御挨拶を差し上げることが出来ている。身体は本調子ではないけれど、こころはしっかりしている。

　自画自賛するわけではないけれど、今年は完璧とはとても言えないながらも行動することが出来た年であったと思う。その原動力となったのは、マイミクさんや下町映画館、ドキュメンタリー映画監督・伊勢真一監督の存在が大きい。皆さん、ありがとうございます。

　と以上です♪



【追記】
♪ねぇムーミン　ソッポ向いて♪（←マイブーム＾＾；）

　こっち向け、ゆーとんねん、このカバっ！！

　でも、好きやねん、『ムーミン』っ♪