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2017年12月28日19:58

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無言歌は続く

 毎週木曜日は 茜屋時間 だが 今年は先週で終わり 自宅待機である しかしすることはある 毎年12月28日は 餅つきである 朝の6時に竃に火をつけて 餅つきの始まりだ まだ真っ暗 それに寒いが 燃やせばそこそこ暖かい 20分ぐらいで二つの竃が沸騰してきたので まずきびを蒸し器に入れて蒸し始めて 五分後 もち米を蒸し始める 45分後 餅つきの始まりだ 我が家の餅はきび餅 お隣川島さんのもち米に 岩手のきび 今年はきびが高いので 米ときびの割合が5対3だ 仕方なし 岩手のきびは相当貴重だ 蒸し器一つで二つ餅を搗くこと 繰り返して蒸すこと三度 6枚ののし餅ができるが レコードよりちょっと大きいくらい 最後に去年の残っていた冷凍餅を蒸し返して 今年の最後のもち米ときびを合わせて 今日の朝食と昼食だ 10時過ぎ まだ何も食っていない ここで我が家は辛味餅 青海苔を混ぜ込んで風味も豊かだ これを小さくちぎって大根おろしでいただく 今年もうまかった 残りはかき餅用にした 全てを片付けて12時 のんびり日向ぼっこと休憩 コーヒーとヨーグルトでのんびり

 今宵の音楽は 昨日途中だった ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』 1942年
  フルトヴェングラー&ベルリン・フィル

 戦時中の逼迫した情勢の中で行われたもので フルトヴェングラー壮年期の迫力と 独特の緊迫感 ブルーノ・キッテル合唱団は戦前のヨーロッパでは最高と言われた合唱団だが今はなし

「ベルリン盤の良さは直接的な迫力、若々しい生命力とダイナミズムにあるだろう ことにティンパニストが決めどころに見せる死んだ気の最強打は 時に聞く者の肺腑をえぐる」(宇野功芳『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)とある
 
 ティッラ・ブリーム(ソプラノ)
 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
 ペーター・アンダース(テノール)
 ルドルフ・ヴァッケ(バス)
 ブルーノ・キッテル合唱団(合唱指揮:ブルーノ・キッテル)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 オーディオの調整に時間がかかったが 無事聞くことがでいる とりあえず二つの新しいアンプに繋ぎ換えた 古いアンプの方がパワー感はあるようだ

 さて梅の花が咲いたので載せておこう それにきび餅 辛味餅を仏前に置いたもの

 午後は牛乳を買いに出かけてすぐに戻り オーディオの配線チェック 二つのアンプに二つのスピーカーコードを配線するのは 結構大変だ しかし無事に終わる 豆腐屋が来て来年は11日からだと云ふ 年の瀬は いろんな風景を見せてくれる

 1682年のこの日 江戸箱参りの大圓寺付近から出火 と書くものあれば 年の瀬も押し詰まったこの日 自宅に放火 と書かれることもある どっちに転んでも 折からの強風 火の手は本郷を焼き尽くして 神田 日本橋 下谷 浅草付近にまで広がる大火災になる 時代劇でも有名な「お七火事」である 「八百屋お七」と書いた方がわかりやすいか 今夜も風が吹いている 火事は怖いね

 最近私が好きな言葉がある 書いておこう 「聴こえるものの彼方に」 黒田恭一の本の中にある英語の一文である

 I wished to have felt a presence with me in the room.
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