<下町の映画館を守ろう!委員会@おおさか>からのお知らせです
さてさて、新世界東映の1月最終週から2月22日までのラインナップが出ましたーー!!
発表しますーーーー!!
<寒さを吹き飛ばす 厳選傑作二本立て@新世界東映>
●1月26日(金)〜2月1日(木)
・『現代やくざ 人斬り与太』(←『現代やくざ』シリーズ6作目にして番外編)
(1972年/監督:深作欣二/出演:菅原文太、渚まゆみ、小池朝雄、三谷昇、小林稔侍、地井武男、安藤昇)
・『夜の歌謡シリーズ 伊勢佐木町ブルース』
(1968年/監督:村山新治/出演:梅宮辰夫、宮園順子、吉田輝雄、清水まゆみ、佐々木功、青江三奈、伴淳三郎)
●2月2日(金)〜2月8日(木)
・『トラック野郎 度胸一番星』(←シリーズ第5作)
(1977年/監督:鈴木則文/出演:菅原文太、愛川欽也、片平なぎさ、千葉真一、夏樹陽子、八代亜紀)
・『不良番長 やらずぶったくり』(シリーズ第11作)
(1971年/監督:野田幸男/出演:梅宮辰夫、渡瀬恒彦、一の瀬レナ、渡辺やよい、山城新伍、菅原文太)
●2月9日(金)〜2月15日(木)
・『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(←シリーズ第1作)
(2008年/監督:和泉聖治/出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、津川雅彦、岸谷五朗、平幹二朗、西田敏行)
・『鉄道員(ぽっぽや)』
(1999年/監督:降旗康男/出演:高倉健、大竹しのぶ、吉岡秀隆、安藤政信、広末涼子、田中好子、小林稔侍)
●2月16日(金)〜2月22日(木)
・『日本暗殺秘録』
(1969年/監督:中島貞夫/出演:片岡千恵蔵、千葉真一、菅原文太、藤純子、里見浩太郎、若山富三郎、土方巽)
・『懲役太郎 まむしの兄弟』(←シリーズ第1作)
(1971年/監督:中島貞夫/出演:菅原文太、川地民夫、佐藤友美、三島ゆり子、河野秋武、天津敏、安藤昇)
(独り言)
♪チャララ、チャララチャッチャチャン。あーん、あーん♪
というわけで、第1週目の『夜の歌謡シリーズ 伊勢佐木町ブルース』が目を惹きますな。歌謡映画であります。青江三奈も助演で出演しております。最近、アニメ版&実写版の『心が叫びたがってるんだ。』でもフィーチャーされていた青江三奈の代表曲。なに? 今、青江三奈、リバイバル・ブーム、来てるの?(笑) と冗談はさておき、この作品は上映の機会が少ない上、DVDもプレミアがついているので、この唐突なチョイスは大歓迎。同時上映の『現代やくざ 人斬り与太』はマスターピースと言って差支えない出来栄えなので、この週は要チェックでしょう。赤飯がね、泣かせてくれるんですよ、人斬り与太。
翌週。八代亜紀、参戦。「青江三奈に続いて『夜の歌謡シリーズ なみだ恋』か?」と思いきや、『トラック野郎 度胸一番星』をチョイス。シリーズ中、この作品にしか出演していない上、助演も助演であるにも関わらず、全国のトラッカーの間で人気が大爆発したそうでありますね。併映は『不良番長 やらずぶったくり』。S支配人に、「この月のイチオシはなんですか?」とお尋ねしたところ、「僕はコレですわ」と。たまには、こういう軽味のある2本立ても良いと思います。
さて、その翌週は、【新世界東映実験プログラム〜最近の作品もやってみよかー♪〜】という新たな試みであります。『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』と『鉄道員(ぽっぽや)』という、比較的近年に公開された作品の2本立。「これは1回で『あかんわー』と思わずに、最低でも半年は続けてみましょう!」と提案を差し上げました。初公開時に大ヒットした『鉄道員(ぽっぽや)』は健さん主演なので、保険的なチョイスなのだろうけれど、月に一度はこういう週があっても良いと思うな。しかしまあ、<比較的近年>とは言え、『鉄道員(ぽっぽや)』初公開から、18年も経つんだなあ、としみじみ。ちょっと、この週(というか、この試み)は、どうか温かい目で見守っていただきたいと思います。
そして、今回の最終週は、いきなり<ザ・新世界東映>な二本立。数年前まで封印作品となっていた『日本暗殺秘録』と『懲役太郎 まむしの兄弟』。こういう作品を、若い映画ファンに観ていただいて裾野を広げていただきたいな、と願います。
今回、未ソフト化&未DVD化作品の上映は無いけれど、スクリーンで観ていただきたいな、と。
こういう作品が観られる映画館は、もう、新世界東映かシネ・ヌーヴォしかないもの。だから頑張っていただきたいし、個人的に応援もします。
みなさまもおいでやす♪
♪チャララ、チャララチャッチャチャン。あーん、あーん♪(←まだ言うか……^^;)
【追記】
今年の夏・秋にかけて「新世界東映は星野リゾートによる都市開発によって閉館する。ただし、移転先は既に決まっている」とネット上で噂になっていたので、その情報を知った直後に「ホンマですか?」とS支配人に確認しました。「ネットやろー。それデマ。そんな話すら出てない。なんで憶測を広めるんかなー? 敵わんわー。こうやって直接確認してくれたらそれで済むのに、不確かな情報を信じ込んで広める人ら、多いねえ。無い、無い。デマですわ」とのことであります。よって、当面、新世界東映は何も変わらず、これまで通りの場所で、これまで通りに営業を続けられます。ホント、デマって困ったもんですよ。簡単に確認出来るのに、劇場に確認もせずに、勝手に広めてねえ…… 自分で言うのもなんですが、僕がお伝えする情報は劇場さんに直接伺ったものですので、こちらを信じていただければ幸いです。
【料金】(チケットは館内2階にある券売機にてお買い求め下さい)
・大人→1,300円
・学生→1,100円
・シニア→1,000円
・障がい者→1,000円(←劇場案内には「身障者」とあるけれど、「身体」でなくても割引適用となるそうです。但し、要手帳提示のこと)
・小人→700円
【TEL】
06−6641−8568
※1:タイムテーブル等は劇場に直接お問い合わせ下さい。
※2:連日オールナイト興行です。
※3:朝一番の回のみ、本編途中(後半)からの上映であることがチョクチョクとあります。←こういうところが昭和だねえ。
※4:この劇場は、スクリーンの四方に薄いマスクが掛かっており、その部分に映像が被さります。やや気になりますが致し方ありません。あらかじめ御承知の上で御鑑賞下さい。
<添付画像仕様許諾:(C)東映>
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