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2017年12月25日14:41

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日本に2兆円の金融コスト^^;

現金大国日本に重いコスト ATM維持に年2兆円
2017/12/24 22:00日本経済新聞 電子版

 同僚と楽しく飲み、最後に割り勘。そんな場面はまだ多い。クレジットカードや電子マネーが浸透したとはいえ、便利な決済手段として現金は重宝される。だが、現金決済を支えるのに年間2兆円ものコストがかかっていることをご存じだろうか。フィンテックや銀行の構造改革の影響がATMなど既存の決済網にも及びつつある。(大島有美子)

 日本人は現金好きといわれる。ボストン・コンサルティング・グループの推計によると、日本の現金決済の比率は決済全体の65%ほどで、先進国の平均(32%)の2倍以上だ。現金の取り扱いが多いからATM網が張り巡らされ、便利ゆえに現金決済が減らない――。そんな構図が浮かぶ。

 全国銀行協会によると、銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行などを合わせて2016年9月末時点で13万7千台のATMがある。セブン銀行やイオン銀行などコンビニ型5万5千台を加え、ざっと20万台が稼働している。

 銀行は顧客サービスに「どこでも現金を出し入れできる」という利便性を掲げ、ATMの設置台数やサービス機能を競い合い、各行のATMが乱立。銀行にとっては膨れたATMの維持コストがいまやずしりとのしかかる。削減はそう簡単にできず、せめて複数行、もしくは銀行全体で共有するATMにしたいところだが、これも難しい。

 ATMの仕様が各行で異なるためだ。「日本工業規格(JIS)などで通帳が統一されていれば」。コスト軽減のため、他行とのATM統合を模索したことがある大手銀の幹部はつぶやく。通帳の仕様の違いで諦めざるを得なかったという。

 各銀行の通帳を見比べると、磁気を読み取る位置などが異なる。新生銀行が6月、自前のATMをやめ、セブン銀に置き換えられたのは「通帳がなかったことが大きい」と新生銀幹部も話す。

 これはサービス競争の負の遺産ともいえる。そもそもATMが現金を引き出す設備ならば、記帳機能はいらない。しかし「零細企業では通帳を会計簿代わりに使っている会社もまだまだ多い」(大手銀首脳)。一度充実したサービスを削減するのは容易ではない。

 ある銀行関係者は「ATM1台の価格は300万円ほど。それに警備費や監視システムだけで1台に毎月約30万円の費用がかかる」と明かす。

 大量発注して1台あたりのコストを抑えたくても「メーカーは皆、銀行の取引先でもあり、一本化しにくい」(銀行関係者)。こうしてメガ銀が複数のATMメーカーの機械を使うことも、ATMの共通化を阻むという悪循環だ。

 ボスコンの佐々木靖シニア・パートナー&マネージング・ディレクターは金融界でこうしたATMの管理・維持コストで年間7600億円程度、さらに現金輸送や現金の取扱事務の人件費などを考慮すると、日本の金融界で2兆円もの現金取り扱いコストがかかっていると試算する。

 佐々木氏は「消費者にキャッシュレスの意識が浸透するにつれ、銀行が自前でATMを提供する優位性は薄れてきている」と指摘する。

 地銀などは、コンビニATMの有効活用に動く。愛媛銀行は来年3月、コンビニATMの時間外手数料を108円と、いまの半分にして顧客を誘導する。より体力の弱い地銀では、自前のATMを減らし、コンビニATMへの置き換えを打診する動きも出始めた。

 ATMの維持コストが下がれば、より付加価値の高い業務に振り向けることもできる。各行が進める大規模な構造改革では、ATM網の再編も焦点になりそうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25018690U7A221C1NN1000/
>日本の現金決済の比率は決済全体の65%ほどで、先進国の平均(32%)の2倍以上だ。

日本が現金決算を先進国並みに減らせばコストが1兆円減らせるって事です。
もし実現できれば銀行株がものすごく上がるでしょうねw

対策としては日本工業規格(JIS)で通帳を統一してコストを少しでも下げる事でしょう。
銀行同士で意地張り合って合わせようとしないかもしれませんが、国際化の波は避けられません^^;

銀行は財務省の縄張りでJISは経産省の縄張りです。
通帳の統一を阻むのはむしろこちらかな^^;;

政治家が取り仕切ればいいのだけれど、国会での野党質疑見てるだけでダメだと思う。
レベルが低すぎw
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