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2017年12月23日17:20

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島の道から架け橋を臨む!in広島県から愛媛県へ2☆とびしま海道横断記。

本年度、島旅の締めくくりは、安芸灘のとびしま海道。

2014年の夏には、しまなみ海道を北から南へと縦断しましたが、今度は、とびしま海道を東から西へ縦断したいと思います^−^
広島県呉市の6つの島と愛媛県今治市の1つの島を7つの橋で結ぶ、しまなみ海道同様の船を一切使わないドライブの島旅のはじまりはじまり〜。
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朝7時ごろ出発で天気も良さそう!
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自宅から100キロを超えたあたりの広島県の入り口、福山SAでいったん休憩します。
結構大きなサービスエリアで商店街的な外回りの造りもいいですね〜。
尾道ラーメンにも惹かれましたが、ここはブラックコーヒーのみでシャキっとして後に備えたいと思います(笑)
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信号待ちにて・・・
広島県の呉市に入ったところで大体200kmを少し切るくらい。
SAの休憩時間も併せて10時くらいです。
とびしま海道入口の橋まで7、6kmか・・・。
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有料の安芸灘大橋(軽自動車560円)を渡って、最初の島である「下蒲刈島(しもかまがりじま)」に入島。
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入ってすぐに展望台とトイレなどの休憩場を兼ねた「白崎園」の様子と少し奥の広場にて安芸灘大橋を撮影したもの。
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白崎園のトイレではカラスが悪戯をするとのことで鏡をふさいでいたことに驚きました(゚Д゚;)カラスは光るものが好きなのか?嫌いなのか?
ここから次に行く、上蒲刈島(かみかまがりじま)もよく見えます。
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同じく下蒲刈島の松濤園(しょうとうえん)まで移動してきました。
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場所的には下蒲刈島と上蒲刈島を結ぶ蒲刈大橋のたもとにあります。
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折角なので松濤園、白雪楼、蘭島閣美術館、三之瀬御本陣芸術文化館の4施設の入場料込みの下蒲刈文化施設セット券(1680円)を購入。
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松濤園では回遊式庭園の中に陶磁器館、御馳走一番館、あかりの館、蒲刈島御番所の4館があって外観のみ撮影OKです。
まずは陶磁器館(旧木上邸)へ!この建物は宮島の門前町にあったそうです。
館内には中国、朝鮮の陶磁器や日本のものでは古伊万里、古九谷様式、柿右衛門様式、鍋島、古備前、萩焼などの名品が揃ってます。
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また、館内から見る外が美しいです。
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御馳走一番館(旧有川邸 朝鮮通信資料館)。
往時の記録を元に全国から集められた食材を使っての豪華な膳を雄実に復元した展示が圧巻でした。
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あかりの館に続く、まっすぐの園内。
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あかりの館(旧吉田邸)。
吉田氏は毛利氏に仕えて大庄屋の地位を与えられた人物のようです。
館内では世界の灯火機のコレクションがあって特に西洋ランプの色合いが綺麗でした。
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松濤園最後の館は復元された蒲刈島御番所。
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松濤園はこれくらいにして、次は蘭島閣美術館に向かいます。
道中、民家の軒先に特産みかんの無人販売があって何気に安い!
100円をチャリンと入れて一袋いただきます。
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美術館の向かいには大きな石灯篭と小さなお社が見えます。美術館前では母子の像。
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そして荘厳な佇まいの蘭島閣美術館。「冬のよそおい白色の美」と銘打って雪や動物など季節の趣が感じられる作品を揃えていました。(三輪良平、伊藤深水、小川雨虹、河合玉堂、岡崎勇次、菊川美織子など。)
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美術館の裏を登っていくと3つ目の施設の白雪楼(はくせつろう)が見えてきます。中も撮影OK!
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玄関から入った右側に受付があります。「中を自由に見学してください。」とのことで二階へ!その間に抹茶の用意をしてくれるようです。
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江戸時代に多くの漢学者が集った場所だそうです。二階の書斎天井には漢字がびっしり!
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二階から見える先ほどの美術館に隣の茶室。
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一階に降りてお茶にします。上品な和菓子の甘さが抹茶によく合います。
床の間もいい感じでした。
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さて、このエリア最後の施設は三之瀬御本陣芸術文化館。
向かう道中の商店街は港町ならではの昭和感ありますね〜。
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三之瀬御本陣芸術文化館。須田国太郎の常設展示館で昭和の前衛油彩画家の作品もあります。(児島善次郎、里見勝蔵、林武、三岸節子、鳥海青児、小林和作など。)
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さあて、芸術的なものを中心に巡った所で12時も過ぎたし、昼食としましょう。
同じ界隈にある「海浪満」。
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海鮮丼(1200円)狙いです(笑)
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お洒落な店内・・・
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そうこうしているうちに来ました〜。
タイ、ハギ、アジ、カンパチが乗っているのか〜。
とろろ芋をかけるタイプのようで刻んだ柑橘類がいいアクセントとなっていました。
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いよいよ蒲刈大橋を渡り二つ目の島「上蒲刈島(かみかまがりじま)」です。橋を渡ってすぐに「であいの館」があります。休憩所や喫茶があって売店では地元の特産品を売っています。
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島の南西にある海水浴場「県民の浜」は季節柄でしょうか・・・がらんとしています。
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なんと!海猿のロケ地だったのですね〜。
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浜辺も寒そう・・・。
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近くには天文台が見え、夏にはこの辺りは海の家で賑わうんでしょうね〜。
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三つ目の島「豊島(とよしま)」に入る豊浜大橋の写真を失念_| ̄|○
この島名から産廃問題でも有名になった同じ漢字の香川県の豊島(てしま)を思い出しました。
そんなこんなで宿のある豊島入り。
チェックインまではまだ時間があるので場所の確認だけしておこう。
発見!「あびの宿」。なんか合宿所みたい。
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さらに豊浜大橋を渡り、御手洗(みたらい)の保存地区がある四つ目の島、大崎下島(おおさきしもじま)に渡ります。
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しかし進路上、御手洗の前に平羅橋、中の瀬戸大橋、岡村大橋と三つの橋が架かる島々へ!その内、五つ目の平羅島(へらしま)、六つ目の中ノ島は極小の島で通過したのみ。
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最後の岡村大橋を渡って唯一の愛媛県に属する岡村島では南側の観音崎まで行きます。
対岸には大崎下島の御手洗地区がある模様。
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似ているらしい、河童と兎の岩を観た所で橋で繋がる最後の島も制覇。
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再び大崎下島に戻って、とびしま海道メインの重要伝統的建造物群保存地区の御手洗へ!
商店と弁天社って・・・おっと間違えた(笑)
セピア色の古写真仕様がはまりますが、写真はまさしく現代です。
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集落に入っていくと渋い家並みが続きます。
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旧柴屋住宅。
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町役場として使用された大規模な町屋で伊能忠敬の測量の際には宿泊所に指定されたそう。そのためか資料館もあります。
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潮待ち館のキーマカレー美味しそう!でも昼食ずみだもんな〜_| ̄|○
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レトロな床屋さん。
映画に使ってもいいですよね!
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若胡子屋跡。江戸時代はお茶屋だったそうです。
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御手洗天満宮。
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中村春吉と言う人の碑があるけど、御手洗で生まれて100年以上も前に自転車で世界一周したんですって!サイクリストには聖地かも?
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奥にはお宮のトンネルと言うのがあって天満宮をくぐれます(;^_^A
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有名でレトロな松浦時計店。150年動き続けている振り子時計は圧巻。
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時計屋のはす向かいにホーロー看板が目立つ店舗を発見。
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その名も御手洗昭和館。普段は入館料が300円のところ冬季価格で200円でよいとのこと。
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ここいらは私より上の世代の方のものですね〜。
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仮面ライダーやウルトラマンの絵本・・・懐かしい。筆箱もこんなん使ってました^0^
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人生ゲームやオセロ、野球盤・・・持ってました。
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おぉ〜!ゲイラカイト!!むっちゃ揚がるんです〜。
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20円ガチャガチャに指パッチンのいたずらガム。まさに小学生時代の玉手箱や〜(笑)
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さらにコカ・コーラのヨーヨーブームに背中に乗れる遊具。昭和50年代のあの頃を思い出します;;
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そんな痒い所に手が届くような、絶妙な御手洗の品ぞろえに感服いたしました<m(__)m>

さらに昭和館のはす向かいにある乙女座。昭和12年に建てられ、昭和30年まで映画館として利用された建物で現存する建物は平成14年に復元されたもの。
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入館料はセルフで200円。
中に入ると畳が敷いてあって舞台もできそう!今やっている朝のNHK連続テレビ小説「わろてんか」の寄席に似ている気がしました。
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二階席もあってテレビカメラでの撮影もいい感じ。
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なまこ壁のある鞆田邸。
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大東寺。門の上に神様がいます。
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なごみ亭のちょうちんが味わい深いですね〜。対岸には先ほどの岡村島・観音崎が見えます。
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船宿。おちょろ船や北前船のミニチュアを造る元船大工の職人さんがいます。
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高灯篭に住吉神社。
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派出所も高野山同様に味がありますね!天皇誕生日にて祝日なので国旗が立ってます。
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最後に目を惹く洋館風の病院跡。
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おっと!チェックインの15時まで5分しかない!
宿のある豊島に戻ります。
着いたのは15時半少し前。
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玄関にはかぎが掛かっており不在の様子。
よく見ると「着いたら連絡をして欲しい」と入口に貼り紙があるではないですか!
早速、連絡すると、こっちに向かっていた途中だったようで、私と同年代くらいの女性の運転する車が娘さん?を乗せて入ってきます。
「どうもすみません。」と言ってカギを開けてくれ、201号室の鍵と建物の鍵の両方付いた物を渡してくれます。
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案内された201号室は海の見える8畳和室。
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今日は私一人の貸し切りらしく管理人さんも常駐しないので「自由に使ってください。」とのこと。風呂もトイレもキッチンも共有スペースだけに宿泊料も3600円と安いのですが、これを全部一人で使っていいとは何たる贅沢。
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しかも土日祝日に安芸灘大橋を渡った人は、指定施設で1000円以上使って領収書を渡すと復路の通行券をくれるという特典付き。
ちなみに、あびの宿は指定施設でした。
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ただ、素泊まり専門なので食料は買い出しに行かなくてはならないのですが、本土まで戻らなければコンビニはなく、管理人さんに聞いたところ、この島でスーパーはAコープのみ。閉まるのも早いようなので早速出かけます(^-^;

まさに生協!
懐かしい雰囲気ですな〜。
まだ16時過ぎだというのに見切り20%引きのシールが付いている総菜が結構ありました。
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キッチンは一応、自炊もできるようになってますが、夕食は総菜ですまし、風呂に入った後は、しばらくキッチンでテレビを観て過ごし、疲れたら二階に上がって寝床で観る感じはまるで我が家のよう・・・。
そんな合宿場みたいな宿は海も近く、一日署長ならぬ一日島民になった気分で一夜を過ごすことができました。
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