今年の電脳をいよいよ総括しよう。
今年はなんというか、電脳的にゃ結構動いた年であった。
まずは
次点� �2017年冬期アニメ5傑
この期は厚かったなぁ。朝早くとも見る作品には事欠かなかった。
政宗くん・ガブドロ・鬼平・ACCA・幼女
ラブコメあり質アニメあり謎解きありギャグあり
けものは後述
次点�◆�A&Gリクエストアワー阿澄佳奈のキミまち
日曜日の癒し。
新しい声優のあり方の提示ともいえるし
こういう新旧織り交ぜるという趣向は悪くないと思う。
銅賞：つぐもも（特に6〜8話）
まぁ、うん。ねぇ…
最近6話がお気に入りなんだが。
「再びおままごとは、二人の絆となったのじゃな…」
♪くちびるg（ry
…いやちょっと待て、いい話っぽく締めんぢゃねーよw
閑話休題
今年は『作り手』と『市場の感覚』が随分と変わったなという印象である。
「アニメを売るぞ！」「おー！」と
アニメ屋が一番総力を上げて作った今年一番層が厚かった今期、
実は今年一番見てない。
今はむしろ俺自身きららファンタジアのスキル上げの方に尽力している有様。
業界も
ソニーの売り上げに貢献しているAniplexスマホゲー
（FGOだけで昨年は年間800億の売り上げがあったらしい）
AbemaTVの活動の基礎であるCygames
（Cygames単体で300億の売り上げ、AbemaTVは年間200億の赤字）
活動拠点は確実にスマホゲー・ネット配信に移行している
目を移すと、
・埋もれていたけものフレンズをアニメ技術者が発掘したのを手柄にし
・ゲーム展開を小手先でこなしていた艦これを中華ゲーに侵食され
・ドル箱だったネット展開の技術者・配信クリエイターの離脱により
加速度的に視聴者離脱を招いたニコニコ動画
KADOKAWAはとことんイケてない。
まさに市場感覚のズレが出始めている印象である。
なるほど今期一番アニメを売りたかったであろう期だったはずなのに
アニメ自体が話題になってないというイタい雰囲気がある。
あと有能なクリエイターが途上でリタイアを余儀なくされてる印象がある。
Rayさんやら遠藤ゆりかやら
日本のアニメ業界関係者が中国のアニメ事情を見てきた時
中国国内での業界人の厚遇っぷりと質的部分から
あと5年で日本のアニメは中華アニメに抜かれると思ったらしい。
クリエイターの輸出も将来的にはあるのかも。
実際国内でスマホゲーに特化し始めた釘は台湾だと絶大な人気を誇るという
さて銀賞。
というか銀賞・金賞はほぼ同等だったんで甲乙つけがたいのだが
銀賞：けものフレンズ
社会現象まで生んだこの作品。
サザエさんを超える可能性があったこの作品が銀賞になったのは
返す返すも制作陣の扱い。
間違いなく8月末のKADOKAWA利益接収がなかったら金賞だったろう。
しかもブッチギリで
金賞：メイドインアビス
糞漫画卿のナナチ拉致により最終回は神回に昇華した。
アーリーウイングはキタエリの売り方に特化しつつあるのか
こういう方向性なのかなこれから。
「ミーティーは、あったかいなぁ…」
原作は指定暴力団竹書房
二期は決定したが、二期の出資は音楽・放送枠担当だったKADOKAWAが主催となった。
…悪い事じゃないが、他人のふんどしで相撲を取るとか
新しい物語を作る企業じゃなかったのかKADOKAWA、それでいいのか？
さてさて今年のアワードをは
・作品賞：メイドインアビス（次点けものフレンズ）
・主演男優賞：（今年は難しいなぁ…主人公がほぼほぼ女の人だったしねぇ…）
・主演女優賞：内田彩（今年はかばんちゃんだと思うんですよ）
・助演男優賞：諏訪部順一（主演でも良かったが今年は多かったねぇ）
内田雄馬（うちだけ面白いぞ。）
・助演女優賞：大空直美（今年前半は青二の次世代）
井澤詩織（実はキタエリより学年で言うと上なんだよね…）
伊瀬茉莉也（しかし伊瀬のヒット率の高いこと高いこと）
黒沢ともよ以来の本格女優から転向の尾崎由香は今年の顔だが
代表作が一個しかないしとりあえず
・楽曲賞：百花流麗（片霧烈火verは神）
Edelweiss（この曲いいですよ）
ぼくのフレンド（けものフレンズといえばこの曲）
その未来へ（こういう曲がアニソンになるんですなぁ）
・特別賞：鶴ひろみ
（キティフィルム系アニメといえばわしゃの勃興。ありがとうございました）
島田満
（ディオメディアには感謝してもしきれない程の貢献をしたんだぞ。名脚本家でした。）
尾本達紀
（たつき監督のアニメには愛がある。彼に多幸あらんことを）
来年はどうだろ？
昨年予想した「既婚者アニメ」「ギャグキャラ正統派」が当たりすぎて逆にビビるほどではあるが。
なればたつき監督がまたすごいアニメを当てると予想しておこう。
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