続き・五十嵐恭雄のホスト日記〜ナンバー2のヘルプ〜

夜の世界は一般では理解し難いことがあります


離婚『つまり、爆弾するということは聖也は遼介の財布からお金を盗んだことと同じ見なされるの』


ちさと『なるほど』


五十嵐『それから、聖也が極端にレミに触るとか遼介に許可無く、レミに品物をプレゼントしたりするのも爆弾になるんだ』


ちさと『そうなんだ』


梨乃『それじゃあ、例えば聖也がロミオを辞めた場合。ロミオのルールを守らなくてもいいみたいに思われがちたけど。違うの』


みかこ先生たちは興味津々です


梨乃『聖也が辞めてからレミと関係を結だりした場合。ロミオのオーナーや遼介から責められるの』


山P『どうして』


梨乃『聖也はずっとロミオの世話になってきたじゃない辞めてからレミを誘惑したら遼介たちから


“聖也さん辞めたとたん、客の横取りですか。辞めたからって何でも自由にしていいわけじゃないですよ”


と言われる可能性もあるの』


五十嵐『下手したら聖也は遼介に殴られてもおかしくないから』


みかこ先生『いくらなんでも理不尽(￣□￣;)!!』


ちさと『恐いですね』


五十嵐『俺が店を辞めてしばらくして、サザエ(ノリカ)と連絡取らなくなったのはサザエが俺の先輩でよくヘルプしてくれたらんまさんというに指名替えしたからなんだ。


俺は辞めた店とはそのあとも円満な関係を築きたいし、辞めたからってらんまさんのお客さんと連絡取ってたららんまさんや店の人たちと気まずくなるし。


俺もいつらんまさんたちの世話になるかわからないからそれこそ立つ鳥跡を濁さず。好き勝手自由には出来ないよ』



ちさと『つかぬこと言うけど、もし嵐くんがらんまさんっていうホストの客になったノリカママと連絡取って。


そのことで嵐くんがらんまさんに殴られたら、慰謝料どれぐらい請求できるかな』


五十嵐『そのときによると思います』


ちさと『ところでらんまという源氏名はアニメ・らんま1/2から付けたの』


五十嵐『いや、本人が言うにはラ行が良いからだって』


ちさと『そうなんだ』


みかこ先生『そのらんまさんっていうホスト、売れてたの』


五十嵐『売れてましたよ。ナンバー2だったんです。店辞めてしばらくして独立して自分で店持つようになったんです』


山P『すげー』


小山『俺には真似できない』


五十嵐『らんまさんの店にサザエが飲み行ってたのもちろん、俺はDJとカメラマンとして呼ばれてました


そこで何度かサザエに会ってたし。相変わらず、寿司やケーキてまか差し入れしてくれて。嬉しかった』


梨乃『本当にノリカママと五十嵐くん仲良かったのね(*￣∇￣*)』


小山『俺もわかります。だって、ベテランのヘルプなら五十嵐さんとノリカママの関係かなんて百も承知だし。


例えば辞めてから五十嵐さんが番号替えドロンしたとかノリカママとの関係をばっさり切ったなら、五十嵐さんは間違いなくらんまさんの店には行けないですから』


的に当たってます



話はまだまだ続きます