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2017年12月12日01:36

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【映画日記】『火花』(2017年・劇場版)〜板尾創路と豊田利晃〜

 12月11日、月曜日。

 相変わらず調子は良くない。

 あと1,000マイルほどでTOHOシネマズ1ヶ月フリーパスに手が届く。これが「あと2,000マイル……」てなところだと投げるのだが。昨年は、あと3〜400程度で投げざるを得なかっただけに2年連続は避けたい。

 というわけで、夜、『火花』を観てきた。配信ドラマ版、ドラマ版を含めると3度目の映像化。

 主演の菅田将暉、桐谷健太が良い。特に大のお笑い好きで知られる菅田が◎。脇では三浦誠己が、相変わらずの名バイプレイヤー振り。

 ただ、終盤で少しダレる。焦点が散るのが難ではある。最大の見せ場となる<ある漫才>の後の展開が褪せてしまうのは致し方なしとも思えるが、それに拮抗し得る見せ場がラストに欲しかった。
 
 と言いながら、色々と想いを馳せましたよ。観ながら。<相方>って、本来の意味ではどうだか知らないけれど、僕や僕の友人は<恋人・嫁さん>のことも<相方>と言っていて。「あれ? MASA、今日、相方は?」ってな具合で。

 いやー、色々思い出したわ。序盤からダダ泣き……(←映画と関係あらへんがな……^^;)

 ま、それはさておいて、ですね。

 エンド・クレジット。脚本の欄に板尾創路と共に豊田利晃の名が。

 板尾創路は豊田組の常連俳優である。

 豊田利晃は監督作品『空中庭園』の公開前に覚せい剤所持・使用で逮捕されてから、しばらく空白期間がある。後に、映画方面での活動を再開してからは、松田龍平や大楠道代らが変わらず豊田作品への出演を続けているのだけれど、板尾創路もそうなんです。

 ここで、「あ、この作品の脚本。板尾さんの相方は豊田さんなんやー」って。

 そこでね。

 なんだかじんわりきました。

 映画の感想じゃないですけどね、これ。

 <絆>って、あまり好きな言葉じゃないんだけど。硬いし、どうにも妙な熱を帯びて暑苦しいから。でも、それに近しいなにかしら……

 あ、友情ね。友情が見えましたよ、クレジットに。それが作中におけるソレとダブりました。

 「映画評になってへんやんけ!!」って言われるかも知れないけど、僕はココがね、一番印象に残ったんだわ。物語の中身は他の方々が色々と語って下さっているので、そちらにおまかせします。

 以上です。


<添付画像仕様許諾:(C)2017「火花」製作委員会>
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