今日はこいつを見て寝る。
先頃物故したリチャード・アッテンボロー監督による「遠すぎた橋」(77)。
1944年,Ddayを成功させた連合軍は,クリスマスまでに一気に戦争を終結してしまえ・・・とばかりにオランダへ侵攻するが・・・。
連合軍の恥部とも云うべきマーケット・ガーデン作戦を描いた戦史スペクタクル。
アッテンボロー監督は,後に「遠い夜明け」(85)で,南アのアバルトヘイトにメスを入れるが,個人的にこうした姿勢が実に好きだった・・・。
「大脱走」(62)での聡明なバートレット英空軍士官の役柄も良かったけど・・・。
戦争映画は残酷で悲しいから見たくないとか嫌いだという声は多いが,私は正史の理解の一環として,史実に基づいた作品は敢えて見る(「パールハーバー」の如き代物は論外だが)。
どうせ戦争映画ってのは,見た後に嫌な思いをするものだし・・・。
でもって,どうしても聴きたくなったので一曲貼る。
映画「遠すぎた橋」〜序曲(ジョン・アディスン 77)。
勇壮で楽しげな行進曲だが,さっさと楽な戦争を終わらせようと,ピクニック気分でオランダまで行ったら,行きはよいよい帰りは・・・といった内容が,端的に示されている。
・・・にしても名曲である。15年以上前にサウンドトラックのCDを買ったくらいだから,思い入れも少なからぬものがある・・・。
・・・にしても,ロバート・レッドフォードにジーン・ハックマン,マイケル・ケイン,アンソニー・ホプキンス(大ファンです),ショーン・コネリー,ライアン・オニール,エリオット・グールド・・・。
凄いキャスティングだが,皆チョイ役に近いという・・・。
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