クリスマス限定トップ画像　シャセリオー　東方三博士の礼拝

毎年クリスマスは、クリスマスに因んだトップ画像にしております。

今年は、シャセリオーの東方三博士の礼拝。
キリストが生まれた時に、三博士が星に導かれて、キリストにプレゼントを持って来る・・という聖書の中のお話。
シャセリオーは、フランスのロマン派の画家です。これ、本物観てますが、ロマン派らしい美しく甘い絵で、良かったですよ。

因みに三博士が持って来たプレゼントは黄金、乳香、没薬。黄金はキリストの王権への敬意を表し、乳香はキリストの神性への敬意を象徴し、没薬は、死体の保存に使われていたことから、キリストの死の予兆・・・という意味があるんですが、キリスト教信者ではない私は「薬と香料と金って、随分、赤ちゃんにあげるプレゼントとしてはエモくねえ？」と思ってしまうのですが・・（と思ったら、今回の聖おにいさんで、コレ、ネタにしてたね（笑））。

あとさ。これって三博士がヘロデ王に「生まれたユダヤの王様は何処ですか？」って訊くから、ヘロデが「王様俺なのにっ！何？何が起こったの！？」ってなって、嬰児大虐殺に繋がるんでしょ？そうなるって知らなかったとはいえ、三博士〜！！って思うの私だけ？
赤ちゃんガンガンぶっ殺される中、キリスト家族はエジプトへ逃げるし・・・。いや、神様の子だから、死んでは駄目で、そもそもこう運命づけられていたんですよ！ってコトなんだろうケド。
何か、スッキリしねえぞキリスト教！って思うのは、きっと私が信者じゃないからだなぁ〜・・・。

聖書は好きですよ。物語としてとても面白いと思うから。キリストがパン出すところなんて、5000人分のパンって、最早、ファクトリーじゃん！工房じゃ〜んって思って面白いし。でも、こう・・・度々、スッキリしねえな！ってコトはありますよね(^_^;)。

又、聖書読み直してみようかな。本当は旧約聖書の方読みたいんだケド。旧約は物語ヴァージョンしか持ってないの。聖書ないの・・・。新約聖書は持っている。しかも２冊。キリスト教系宗教団体から無料で貰った。

話しを戻すが、この聖母は、いかにも美人なキリストのお母さんって感じがして良いな・・と思います。