世界最大のイスラム教徒人口を擁するインドネシアだが、かの地で特別な信仰を集める土着神がいる。
ジャワ島周辺の海を支配しているという女神「ニャイロロキドゥル」だ。正式には「カンジェンラトゥキドゥル」とも呼ばれ、
恩恵を与えると同時に祟りをもたらす恐ろしい((((;゜Д゜)))一面もある。
かつてバリ島の国営ホテル
![ホテル](https://img.mixi.net/img/emoji/123.gif)
に、部屋1室とコテージ1棟を「女神の休憩所」にするようお告げが下った。
ホテル側はこれを無視したが、それからすぐ原因不明の
![ホテル](https://img.mixi.net/img/emoji/123.gif)
![炎](https://img.mixi.net/img/emoji/373.gif)
大火災によって建物が全焼してしまい・・・この怪奇譚については僕も現地取材しているので、詳細は別の機会に。
このように、ジャワ一帯ではホテル
![ホテル](https://img.mixi.net/img/emoji/123.gif)
の1室やコテージ1棟を「ニャイロロキドゥル」のための部屋とする例が散見されるのだが、
2004年のスマトラ沖地震による
![波](https://img.mixi.net/img/emoji/226.gif)
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![波](https://img.mixi.net/img/emoji/226.gif)
津波で、その幾つかが壊滅したとも聞く。残念な限りだ。
バリ島の霊能者《バリアン》たちを取材訪問した際、彼らの家
![家](https://img.mixi.net/img/emoji/13.gif)
には必ずこの女神の絵が掲げられていた。
しかもよく見かける同じ画像が数点あることに気がついた。絵画か写真か、はたまたCGイラストかもよくわからない《ニャイロロキドゥル》の肖像である。
これは有名な霊能者が女神を「霊視」して「念写」したもののコピーだと信じられています。
月刊ムー・2017.12:(133P)転載
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