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2017年11月27日21:59

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大阪マラソン2017

大阪マラソンが終わりました。

前週の神戸マラソンに続き、二週連続でのフルマラソン。二週連続というのはこれまで2度経験していたので、不可能ではないとはわかっていたものの、過去2回は全て後の方のレースではタイムを落としていました。なので、今回の目標は前週の神戸マラソンの記録を1秒でも上回ることでした。

大阪はこれまで2度走っていますが、2度とも自己ベストを出した相性のいいコース。去年の大阪でも2時間58分34秒の会心のレースができました。連戦のため、神戸マラソン後は完全休養とせず、少し走りながら脚の回復を図りました。完全に脚に違和感が無くなったのが木曜くらいだったでしょうか、不安もありましたが、自分を信じて挑むのみ、の気持ちで前日土曜に大阪に向かいました。

受付会場のインテックス大阪は、さすが日本で2番目の都市型マラソン大会といった規模と盛り上がりで、多くのブースとイベントとグルメ屋台、それを取り囲む大勢の人、人、人。大阪マラソンはすっかり大阪の秋の風物詩として定着したイベントなんだとしみじみ感じます。私のテンションも上がります。

受付会場のグルメ屋台で大分とり天を見つけ、来年は事情で走れない別府大分毎日マラソンの無念を思い出し、思わず購入。食べながら駅に移動し、本町駅で下車し、去年も前日に食べて精をつけた「味べい」の上うな玉丼を胃に掻き込み、前もって宿を予約した十三駅付近でにんにくラーメンをさらに詰め込み、栄養補給は万全。あとは当日頑張るのみ。

当日は曇り気味で風もなく寒すぎず暑すぎない絶好のレース日和。今回も秒単位の勝負になる気がして、少し早めに現地入りし、スタート位置を前の方に位置取りました。

午前9時スタート。号砲からスタート位置までわずか9秒。絶好。

大阪はスタート後1キロ過ぎから下りになるため、皆一気にここでスピードに乗せます。ここは落ち着いて許容範囲ギリギリのスピードを模索しつつペースを探ります。やはり少し脚が重い。二週連続なので仕方ないが、走りながら徐々にでも軽くなってくれると信じたい。でも時計を見るとかなり速い。こんなペースでは持たないとも思うが、ここは自分の感覚を重視。周りのランナーはもっと速く、どんどん抜かされるが気にしない。序盤はどうぞどうぞと抜いていただく。

御堂筋に入っての序盤戦。ペースは速いが何とか維持。自分の信じるフォームを常に意識しながら効率の良い走りを心掛ける。

中盤、難波の交差点を西に折れ、京セラドームまで行って折り返す。大阪の広い道幅のおかげで他のランナーとの干渉が少ないのが助かる。神戸では脚や肘がぶつかったり前を人で塞がれたりが多く脚を使って回避せざるを得なかったので。余裕は1ミリもないけれど、ペースを維持できるのはこのフラットで広いコースのおかげ。

でもさすがに終盤30キロ付近から徐々にラップタイムが落ちてきた。とはいえ1キロ辺り3秒〜5秒だけれど。呼吸も苦しく喘ぎが入る。息を深く大きく、フォームをまた総チェックしてズルズルとペースが落ち続けないようリセットを繰り返す。苦しくなり頑張ろうとして体に力が入るとフォームが崩れて逆にペース改善に繋がらなくなるので、ここはリラックス、リラックス。でも凄まじいほどに辛く苦しい。終盤はいつも1キロ1キロが長く長く感じられ、今回もそれは同じだったけれど、この終盤で懸案のふくらはぎが疲労は感じつつも痙攣の兆候がないのは意外でした。

沿道随所に家族も移動しながら応援してくれたのも力になりました。

序盤に飛ばし過ぎたか、後半につれて緩やかなビルドダウンになってしまい、死力を尽くしたスパートとはいかずに数人のランナーに最終局面で抜かれたけれど、それでも今回のレースは自分にとってこれまでの全ての経験と努力を発揮でき、天候やコース、展開の運にも恵まれた無二のレースになりました。

グロス 2時間56分51秒
ネット 2時間56分42秒

二週連続のサブスリー達成。そして自己ベスト更新。もしかしたらこれが最後の自己ベスト更新になるのかな。これ以上のレースはもうないとも思えます。神戸も含めて幸せな二週間でした。

次走は12月23日。地元の加古川マラソンです。また熱く楽しく、そしてレース後の旨いビールのために、頑張ります。
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