音響調整ライブ付きDTS:Xガールズ&パンツァー劇場版に参加するため姫路に行きました。
予約してあったホテルに荷物を置いて、夕食に100円レトルト?と思うようなカレーライス定食を食べてからアースシネマズ姫路へ。ホテルの無料サービスなので夕食に何も不満はございません。コロッケとサラダと半熟卵も付いてたし。
アースシネマズ姫路に来たのは今回で3回目でしたかねー?
まずは20時40分からのエクストリーム4DXから。
揺れが最大なのでシートの背もたれにガンガン頭が当たりますよ。右隣3人は父、娘、弟の親子連れ。劇場版は見ているけど4DXは初めてらしく、3人とも楽しそう。
コロナ小倉よりスクリーンが大きく、音も良くて最大揺れなので大満足。
4DXが終わったら、23時からの音響ライブの入場列に並びます。入場時にDTS:Xのチラシとトランプをいただきました。
ウシオ電機は映写機用ランプの世界シェアがトップで、そこが地元姫路に最高の劇場を、と作られたのがウシオプレミアムシアター。クリスティーのスクリーン&スピーカーを使ってドルビーアトモスに対応していたのが、DTS:Xに対応したので今回のイベントになったようです。
自分の席は後方で右から5列目くらい。場内は満員でした。
10分遅れくらいで岩浪音響監督と杉山プロデューサーが登場して始まりました。いつもなら音響チームの方が一緒ですが、今回は岩浪さんだけ。代わりにウシオ電機の関連会社で日本の映画館へのインストール(機材設置や設計)業務でシェア7割のジーベックの方が手伝いをしていました。
客席中央あたりでスタンドにiPhoneをセットして、アプリで波形を確認しながら調整開始。
最初はピンクノイズという全部の帯域が入っている音を各スピーカーから出してチェック。AVアンプの設定の時にも出しますね。ザーっていう音です。
その後は映画の各シーンを出しながら、どんな音になるのかをチェックしていました。
冒頭、バンカーの中のチャーチルへの砲撃音が耳に刺さりまくり。ちょっと怖くなるくらい。
以下、憶えている言葉を書いていきます。
「アプリの数字は大ざっぱな目安。あとは自分の耳で確認していきます」
「以前調整した時は止められたんだけど、今回は(音圧上げて)いい?」(OKが出る)
「OK出したんだから壊れたらジーベックの人が責任取ってくれるね!」
「スピーカーは消耗品。下品な言い方すれば最初は18歳くらいの若い子。それが10年20年経てばスタイルも崩れてくるわけで。それを劣化と見るか個性と見るかで違ってくる」
「オレは悪いところを消すんじゃなく、良いところを伸ばすようにしてます」
「調整は盛るんじゃなく、削っていって丁度いいところにします」
「7出してもらっていい?」(とても大きな音)「7って基準の音でしょ?それであんな音って誰が設定したの?」と杉山プロデューサー。「オレだよ!!」岩浪さん逆ギレ。
「(役人の声が後方上から出て)アトモスと音場の作り方が全然違うね。面白いね〜」
「前方スピーカーを多く使う感じだね。音場が前方に盛り上がったカマクラみたいな……分かりづらい?」
(中央広場の戦いを出して)「ここで最大になるようにしてあるから。カールよりも(爆音で聞き取れず)」
「高音のキツイところ削って、結局6.5にした。その分オマエらの好きなウーファー上げた」
「今回かなり攻めたからキツいかもしれないけど……2年もやってるんだから普通の飽きただろ?」
「200回以上見た人いる?何回?287回?570時間くらいだね」
「言っていいかな……ここは日本一(の劇場)ですよ!」
「ガルパンっていつも結果オーライなんだよね。5年前のTVシリーズだって分割1クールで、何だよソレって怒られるのが普通なのに、これなら仕方ないって許してもらえて。劇場版も公開ギリギリまで作ってて、4DXも普通は公開と同時なのに後からやってもらえて何度も再上映してくれて」
調整が終わったら杉山プロデューサーと告知タイム。
配信している総集編は音を作り直しているので大変だった、とか最終章もあちこち調整に行きたい大洗でも上映したい、とかその他いろいろ言ってましたが、時間が過ぎてしまって巻いてくれの合図で終了しました。
そしてDTS:Xでアップミックスされて11.1chの上映開始。
攻めた音、の言葉通りかなりの音量ですがうるさくはありません。以前にココでアトモスのアップミックスで見た時は、ここにこんな音があったのか!と驚きましたが今回はそういった事はありませんでした。
代わりに、こんな響き方をするのか!という驚きが。シネマサンシャイン姶良のDTS:Xとも全然違う響き方でした。砲弾がかすめていくところでは迫力で怖くなるし、金属音の密度が違うような。スピーカーの音の抜け(ていくスピード)が早いんでしょうね。
一番ビックリしたのはエンディングの歌。
岩浪監督の調整した、あちこちの劇場で見てきましたが、歌はフロントスピーカーがメインでステレオ感がありました。ところがココは前方天のスピーカーも使っているのかボーカルにエコーがかかっているような響き方で、これは初めて聞きました。
音響調整付き劇場版イベントは、参加するたびに新しい発見があるし、勉強になります。最終章でも姫路でやってほしいなぁ。福山でもいいよ。姶良でも可。
終わってアースシネマズ姫路を出たのが2時半過ぎ。ホテルに戻ってシャワーを浴びてベッドに入ったら3時過ぎてましたのでさっさと寝ました。
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