ドクターエクソシスト･ゴーストブライド･フルメタルパニック！1st観てきたよ

■ドクター・エクソシスト
次々と憑依を繰り返す悪霊（？）の話。すごくベタだけど、まあまあ面白かった。ただ、なぜ悪霊（？）マギーが主人公を付け狙い、かつ殺さないのかというその理由が明かされないので消化不良だったな……。謎解きしようよ。原題はIncernateで、これって悪魔が肉体を持つ、あるいは抽象から具象化するという意味があるんだって。オカルティックな単語だった！　リ・インカーネイトが転生という意味で使われるのは、死んだ者が再び現世で肉体を得る、ということなのね。今更フォーセリアの魔法名の意味を理解するとは……。この映画でも、憑依された者は目が真っ黒になるという演出があるのですが、なんとなく影になってるから目のあたりが暗いのか、眼球が真っ黒になっているのか微妙な映像になっていて、怖くなかったです。徹底しろよ。

■ゴースト・ブライド
なんとロシア製ホラーですよ！　現代はわからん！　ロシア語だからね！　その昔、ロシアでは写真を撮ると銅板に魂が転写されるという噂があった。金持ち写真屋は、死んだ婚約者を蘇生させるために、銅板と処女の生け贄を使い儀式を行った。時は移り現代、写真屋の子孫の青年は、婚約者を自宅へ招待する。この家には花嫁に対してしきたりがあって……という感じでこちらもオーソドックスなホラー。まあまあな出来です。こちらも憑依された者は目が黒くなるですが、映像としてはドクター･エクソシストよりも怖くて良かったです。映像的な出来は、ロシアも欧米の映画と遜色ないです。ロシア製の映画はバタリオン以来ですが、もっとやって欲しいな。

■フルメタル・パニック！ 1st ボーイ・ミーツ・ガール
面白かったー。ずいぶん前の作品ですが作画安定で、凄いですね。リテイクされたカットもあったように思いますが、人物ではなくメカが大半だったと思います。長らく見返してないので勘で書いてますけど、ジャンボジェットとか明らかに。アーバレストもちょっとだけ新しい作画があったような。冒頭と末尾に追加カットがあったのですが、そっちの方が昔と作画が違ってるんで気になりました。相良宗介の髪とか。次の2ndエピソードの『ワン・ナイト・スタンド』は作画荒れてたように思いますが、どうするんでしょう……大幅な修正は無理でしょうからそのまんまだろうなあ。どアップが多いとか、かなめが意外とパンチラしてるとか、今になって気付くことがありました。新作は来年4月かー。どこまでやるんでしょうね？　2クールで原作7〜9巻だと良いのですが。あるいは10巻まで進めて、最終エピソードを1クールもしくは映画化……とか？