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2017年11月26日04:12

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北朝鮮漁船 今後増えるのでは?

 秋田県由利本荘市の海岸に漂着した北朝鮮籍とみられる木造漁船について秋田県警が25日朝、漂着した防波堤からなくなっていることが明らかになりました。
ただその漁船は工作船ではなく、イカ釣りなどの漁業に従事していた可能性が高く、同時に北鮮の「外貨獲得」のために従事していたと思います。
NHKニュースによれば、北鮮からの漂流船にはハングルで「チョンジン」と書かれていることから、船は北鮮の都市「清津市」の港を母港にしていると見られ、8人はいずれも北鮮への帰国を希望しています。
海上保安庁によれば、朝鮮半島からきたと見られる木造船が日本国内の海岸に漂着したり周辺の海域で漂流するケースがあり、古い型の小型船で船底が平たくなっているなど、海上のしけの影響を受けやすいものが多いのです。
また北鮮からの漁船について国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルの元メンバーで、北朝鮮の情勢に詳しい古川勝久さんは「キム・ジョンウン(金正恩)政権は、経済政策の一環として漁業の振興に力を入れている。その中で日本海は『黄金の海』と呼ばれていて、漁業者はそこで漁をすることが事実上求められている。さらに中国の漁船に北朝鮮の沿岸での操業を許すというビジネスがあり、これは国連の安保理決議で禁止されていないことから、外貨獲得の手段になっている。その結果、中国漁船が沿岸で漁をして、北朝鮮の漁民は自国の沿岸を通り越して日本海まで出向くというケースが増えている」と指摘しており、北鮮の食糧不足を補うため、海産物を利用したいという北鮮側の狙いを指摘しました。
NHKニュースに出ていた北鮮の漁船を見れば本当にボロボロで、ろくに整備もなされておらず、とてもじゃないが決して工作船には思えませんでした。
ただ、北鮮から日本海で漁業に営んでいる最中に、北鮮の苦しい生活から逃れたいと感じた者が海路を通じて「脱北」する可能性も考えられます。
北鮮の食糧難と北鮮・金正恩体制の崩壊及び朝鮮戦争再開時の混乱に乗じて、船の所持者を中心に「脱北」しようとするものが今後増えるかもしれません。
政府は海上保安庁や自衛隊と連携して、今後出てくるその者たちを保護・監視するための準備を進めていかなければなりません。

産経ニュース 漂着の北朝鮮漁船なくなる 流された? 秋田県警が24時間監視の中
http://www.sankei.com/world/news/171125/wor1711250014-n1.html
及び
NHKニュース 「北朝鮮を出港し約1か月漂流」秋田県に漂着の8人
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171124/k10011234401000.html
を参照、一部引用しました。

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