『メッセージ』BD

昨年劇場で観た『メッセージ』（原題：Arrival）が
かなーり気に入っていたのでブルーレイを購入。

もう一度観ても、かなーり良かった。
初見時に観た時と、
「宇宙人と最初に会話する時は、文字じゃなくて、絵（ピクトグラム）だろ！」
と全く同じことを思った。
そこだけはどうしても納得がいかない。
しかしそれ以外は本当に素晴らしい。
特に脚本と音響。

ブルーレイの特典映像が、これま興味深い。
SFは、ビジュアル、特に宇宙船やエイリアンのデザイン、
今回においては、宇宙人の言語の文字のデザインが
非常に面白かった。
特典映像を観ると、どれだけの才能が集まっていたかがわかる。




ところで、この監督の最新作『ブレードランナー 2049』を
つい先日観たばかり。
どちらも同じように「クリーン」で「サイレント」な作品。
でも、ブレランには「クリーン」さは必要なかった。
その意味でも、作品の冗長さにおいても、
ブレランより、今作の方が出来が良い。

ちなみに監督のドゥニ・ヴィルヌーヴも、原作小説作家のテッド・チャンも
僕と同い年（学年は違う）。
みなさん、頑張っていらっしゃる。
まだまだ現役、というか、これからの人たち。




☆☆☆☆★

しかしこの映画は、SFに興味がない人は、きっと眠くなる。