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2017年11月20日02:12

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コンドルは飛んでゆく サイモン&ガーファンクル と 井上陽水 「傘がない」

コンドルは飛んでゆく サイモン&ガーファンクルの1970年のヒット曲
これ神が居るなら証明してみろと言うつまり理想と現実の差異をかたる超現実主義の「実存主義の歌」だよ。
とんで解放される。 ..... イーグルやコンドルは上昇気流を見つけてはその鋭い視力5.0で獲物にたかる蠅を探していながら危機を避けててとんで解放され旋回して飛び去って行く。
日本にもあります、超が付くほどの「実存主義の歌」は、
井上陽水 「傘がない」
です、両方の歌を比べてみると、同じ趣旨が有る事に気が付く。
【それは良い悪いの二元論の問題から今理想とする現実は手に届かないが「希望・望み」はしっかりとあるです。】
*サイモン&ガーファンクル「コンドルは飛んでゆく」では黒人奴隷と白人の境遇の差異を南米アンデスの民俗音楽で歌い故郷へ戻ることが出来たならと言うように聞こえる…白鳥は白人でしょう。
⁑井上陽水 「傘がない」では、一言でいえば正に「分裂の感覚」で自殺問題・政治問題が冷たい社会に有るが問題はと定義すると答えは彼女とデートするのに傘がない事が一番問題だという事で。
冷たい社会の風当たりを変えられないから避けて逃避するためには傘と彼女が必要だ、でも社会に生きているため避けて逃避は出来ない冷たい社会の現実が有る。
そうです、この男と思われる主人公は、傘を借りる事が考えられない境遇に居て、君と言う存在しか救われることが無いのです。
この君はもしかしたら絶対的孤独になっている主人公の悩みを聞いてくれる、女性の精神科医か保健婦かもしれません。
そう考えると、すべて辻褄が合います。
そして
社会と絶対的孤独感は「分裂の感覚」で社会との断絶、自殺へ行く道でもあります。
自殺と社会問題を問題としてなかったことが一番問題だったと。
と、私的な感覚で思いました。
*サイモン&ガーファンクル・コンドルは飛んでゆく(日本語訳)
カタツムリより雀になりたい。
そう、雀に。
もしなれたら、絶対そうなりたい。
釘よりハンマーになりたい。
そうハンマーに。
もしなれたら、絶対そうなりたい。
遠く、飛び立ちたい。
ここにいた白鳥が行ってしまったように。
男は大地に縛り付けられた。
この世に最も悲しい音を響かせる、一番悲しい音を。
路より森になりたい。
そう森に。
もしなれたら、絶対そうなりたい。
足で地球を感じたい。
そう、大地を感じたい。
もしそうすることが出来たら、絶対そうでありたい。
https://www.youtube.com/watch?v=enHUwJIE00c
井上陽水 LP「断絶」 から「傘がない」
都会では 自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨 傘がない
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ 雨にぬれ
つめたい雨が 今日は心に浸みる
君の事以外は考えられなくなる
それはいい事だろう?
テレビでは 我が国の将来の問題を
誰かが深刻な顔をして しゃべってる
だけども 問題は今日の雨 傘がない
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ 雨にぬれ
つめたい雨が 僕の目の中に降る
君の事以外は何も見えなくなる
それはいい事だろう?
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ 雨にぬれ
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ 雨の中を
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
雨にぬれて行かなくちゃ 傘がない
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