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2017年11月10日15:25

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余裕が無さ過ぎるから…

■介護の仕事で嫌なこと2位「人間関係が悪い」 「職場はいじめが多い」「職場に派閥がある」
(キャリコネ - 11月10日 12:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4853047

人員も設備も資金も…いずれも余裕がない。ただでさえ少ない介護報酬は更に削られたから事業所も中々投資できない。

だから…少ない人員で回すからベテランも新人を育てる余裕がない。新人は訳が分からず右往左往、その内ベテランから叱責を受ける。ますます混乱する。でもフォローされない。そしてまた…

車椅子の台数に余裕があれば…リフト式のワゴン車があれば…配膳用の冷温車があれば…でもそれらがないからしてあげたいサービスも思うようには出来ない。それらがない部分で工夫し遣り繰りして…現場に負担がかかる。

更に厄介なのは…利用者さんの容態自体昨日と今日とでは違う。昨日出来たこと、昨日通じたことが今日は出来ない、通じないってことはざらにある。その都度対応を変える必要もある。

別に何もしたくないわけじゃない。利用者さんの笑顔が見たい、利用者さんに元気になって欲しい。およそ介護業務で碌を食む人間にその気持ちの無いヤツはまずいない。こんな風にしたら喜んでもらえるな、あんなふうにしたいってRequestもあったな、叶えてあげたい!でも実際は…?

その実現を阻むかの如く立ち塞がる数多の障壁…
そのサービスを提供する為に人員を割くと他の業務に支障が出る。
そのサービスを提供する為に経費を使うと他の業務に支障が出る。

人手不足のために人を雇っても一朝一夕では使い物にはならない。一人前になるにはどうしても時間がかかる。

また、殊に高齢者介護ではまずもって避けられないのが、ご利用者様との悲しいお別れ。ついこの前まで元気だった人が容態が悪化し坂道を加速するかの如く病気が進行して遂に亡くなった事例が先日あった。別の事例では前夜お元気だったのに明け方突然死された人もいた。一番ショックだったのは、夜勤の時巡回の合間に旅立たれてしまった時。ホンの2時間前までは確かに容態は良くなかったとはいえ存命だった利用者さんがこと切れていたのを発見した時は辛かった。翌朝にはご家族が面会に来る矢先だっただけに…ご家族は覚悟されていたとのことで、責められることはなかったが、この件はオレにとっては十字架になっている。それがあって別の利用者さんの時はご家族からお問い合わせがあった時、その時点ではまだ切迫性は薄かったが早めに面会に来ていただくようにお伝えした。2・3日お泊り戴いて最期は看取っていただくことが出来、ご家族も「やれるだけの世話は出来た。悔いはない」と言って下さった。

入浴や排泄の世話などで時にご家族以上に深くかかわらざるを得ない分、利用者さんとのお別れは身内の死も同然の感覚になってしまう。何度経験してもうっかりその場で落涙しそうになる。プロ失格だね…オレorz

それだけに…拙い介護でも「有難う、助かった、世話になった」などと労ってもらえた時の嬉しさは格別だ。「オマエなら心安く頼める」と信頼してくれる利用者さんもいてその方には感謝しかない。

人間関係の問題や制度の問題、意思疎通の齟齬はしかし介護業界に限らない。およそ人が関わる組織には大なり小なり存在する。このあたりはしかし…

「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」

他者に何かを求めずありのままで受容れ自分を変えて行くしかない。
(でもこれめっちゃ難しいのよね…)

人員も資金も余裕があれば今の介護問題の85%以上は解消できるのだが…ではその財源は?
となるとこれがまたややこしいし総論賛成各論反対となってしまうのがオチだ。

でもこれ何とかしないと…明日は我が身!だもんね…

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