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2017年11月06日01:33

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アメリカ紀行その13 エメリービル駅にて

改めて、エメリービル駅の正面。シカゴとの間を結ぶ「カリフォルニア・ゼファー」号はこの駅が起終点となる。
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駅コンコース全体の写真を撮るのを忘れていたが、あまり人は多くなくのんびりしていた。「SAN JOAQUINS」(サン・ホアキンスと読む)というのはこの駅を通るAmtrakの地域特急の1つで、隣町のオークランドからこのエメリービルを通って内陸側をロサンゼルスまでの途中になるベイカーズフィールドまでの間を1日何本か走っている列車で、これから私の乗る「CAPITOL CORRIDOR」と同じような形態だ。
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駅待合室トイレの入り口。コイン投入口のようなものがあるが、張り紙の通り何もなしでノブを回せば入れる。
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トイレ内は思いのほか清潔だった。「個室」の足元がオープンになっているのはアメリカでは標準仕様だ。
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窓口でサンノゼまでの乗車券を買い求める。チケットに名前を印字する関係で身分証の提示を求められた。(パスポートを提出) サンノゼまで$19で座席の指定はなく空いている席に座るようだ。
駅に改札はなく、そのままホームに入れる。ホームは地平と同じレベルだ。駅名標には「サンフランシスコ方面接続」の意味のことが書かれている。
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ホーム側から見た駅舎。ホームからは段差なしで駅舎に入れる。
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「カリフォルニア・ゼファー」に自転車を載せる時はこのカートに入れてフォークリフトで積み込むのだろう。
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サクラメント行きの「CAPITOL CORRIDOR」が到着。(私の乗る方向とは反対方面)
客車が先頭になっている。アメリカの2階建て車両は威圧感が半端ない。
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客車は片側2扉だ。Amtrakの特急型客車は通常1扉だが、この「CAPITOL CORRIDOR」は通勤通学需要もあるため、乗降時間短縮のために片側2扉となっている。
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一番後ろにつながっている機関車。
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ちょうど駅のホームをまたぐように歩道橋がある。
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サクラメント行きを見送った後に、上って見下ろしてみた。折しも石油輸送のタンク車が通過中。数えると100両以上あった。この歩道橋、駅に隣接して建設中の立体パーキングとつながる模様。
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駅ホームの列車案内。Amtrakの駅や列車名は航空と同じく2レターや3レターが定められていて、列車名「CAPITOL CORRIDOR」ならCC、「SAN JOAQUINS」ならSJといった具合で、また行先駅はサンノゼがSJC、オークランドがOKJである。
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そうこうするうちに私の乗るサンノゼ行き「CAPITOL CORRIDOR」が到着した。定刻より数分程度の遅れだ。ちなみにこの「CAPITOL CORRIDOR」の意味は直訳すれば「都回廊」となる。かつてのカリフォルニア州州都がサンノゼ、現在の州都はサクラメントで、その新旧州都を結んでいることに因むのだろう。
京都と奈良を結ぶJRの快速は「みやこ路快速」だが、これはさしずめ「みやこ路特急」というところか。
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このあといよいよ乗車します。
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