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2017年10月28日09:16

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花咲く少女

【TRPG感想】
先日は青海さんがGMのコードレイヤード(注1)でした。

勢いで始めたリレーキャンペーンもなんとか第2回。
先日違うキャンペーンの感想でも書きましたが、第2回というのは方向性を決定づける重要な回。
フィロスの勝手な指名で青海さんにやってもらいましたが……大正解だったでしょう(ドヤ顔)。

予想を裏切り期待を裏切らないを地で行く青海さんはさすがのマスタリングでした。

◆キャラクター紹介
前回同様、GMをやる順番でキャラ紹介をしますよー。

■名前(PL名):大魔王クッパ(しゃめ)
性別/年齢/種族:オス/20歳ぐらい?/亀
クラス:チェッカー/インテレクト/大魔王クッパ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=d8000968ac4f796e47db146e591f1f02df63d6f1

とにかく堅い! さすが亀(笑)。
ダメージはそこそこですが、命中ダイスが多いので、うまくクリティカルがのるとかなりのダメージが期待できます。
同じチェッカーのハルが固定値出すタイプなのでバランスとれてる感じですね。

ロール的特徴:
見た目は最もファンキーですが、性格的にはみんなの調整役みたいな感じ。
子供たちに付き合ってる優しいお兄さんみたいな。
たまに子供とまざって悪ノリして遊んじゃうのもご愛敬。

その他:
久々キャンペーンのしゃめさんです。
ご本人が優しい性格なので、まんまPCに反映されてる感じ。
彼がいるとセッションの安定感が違いますね。

■名前(PL名):水無月信也(ミナヅキ・シンヤ)(ソウ)
性別/年齢/種族:男/18/人間
クラス:ブレイカー/アームズ/佐々木小次郎
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=8afe885245a12743ddf02c8aaf1f8275842f1737

相変わらず他のPCとはけた違いの強さを発揮。
ただ単体対象なのが恐らく戦略的には弱点。
でもなー、このゲームの肝である超巨大エネミーは基本的に複数エリアに1体ずつ出るから問題なかったりする。
そういう意味で本当によく練られているキャラクター。

ロール的特徴:
考察でも後述するが、あんまりロールプレイはなし。
真面目な人、ぐらいの印象だなー。
多分ソウさんのPCだから一皮むけるともっとエキセントリックなんじゃないかと勝手に思ってるんだけど(笑)。

その他:
メタガキャンペーンとかで活躍したソウさんです。
やはり自分の得意なフィールドだと輝くのは人間だれしも同じですが、ソウさんはその色が濃いって感じかなー。
さて、リレーキャンペーンという挑戦的な試みの中で彼がどう変わるか楽しみです(あえて上から目線)。

■名前(PL名):黒瀬真白(クロセ・マシロ)(kou)
性別/年齢/種族:女?/11?/リベレーター
クラス:ブレイカー/リベレーター/アルセーヌ・ルパン
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=a36f66a34c6f85bbd50eabb60f15ce34b06340c3

……ロール的には面白いことしてるのに、ゲーム的な活躍が思い出せない(苦笑)。
ブレイカーとしては信也が圧倒的だけど、信也にできない隣接エリアへの攻撃で戦術に幅が出てるのが面白い。
でもダメージが(苦笑)。
多分次回は美也とハルがダメージ増加めっちゃするからもっと活躍できるかもよ!

ロール的特徴:
勝手に伏線巻いたり、ゲンさんと意味深な会話したり、すごいPLが楽しんでる感(笑)。
はたして他のGMがそれを拾えるかは神のみぞ知る。
あと、フィロスが感想に書ききれないのがもったいない(苦笑)。

その他:
エンジン全開で楽しんでるkouさんです。
とはいえ面子が面子のせいか、それともトリックスターをロールプレイ的に肯定されるルパンというキャラクターのおかげか暴走してる感じはしません。
ここからさらに物語を加速させる鍵を握ってるかもしれませんね。

■名前(PL名):伊藤ハル(イトウ・-)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/16/人間
クラス:チェッカー/センチネル/安倍晴明
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=fc78c5499c613a37afaf17ee45fa1e1f6ce335fe

前回はGMのNPCとして登場。
PCとしては初参戦。
このパーティに足りないクラフト攻撃(いわゆる魔法攻撃)と範囲攻撃をカバーできるようにキャラメイクしてみました。
ただし、燃費は超悪い(苦笑)。
でもクライマックスのみんなの戦いぶりを見てると結構みんな回復アイテムがぶのみっぽいからこれでもいいんじゃないかと思えてきた。

ロール的特徴:
上手く転べば主人公になれるような、ちょっと抜けてるけどやるときはやる系の少年、、、になってるかな?
特筆すべきはNPCであるはずの晴明か。

設定上はハルによって実体化しているコード。
ハルの教師役でもある、もちろん武器でもある。
長生きしてるので、色々とアドバイスをできる立ち位置が便利。
アドバイス的なことは晴明が、PCのモチベーション、感情的な意見はハルが喋ることでハルの未熟さがうまく際立ってると思う。

フィロスってばこの会の主催者なのでどうしても声が大きくなりがちで、だから保護者キャラが得意なんだけれど。
今回はそういう保護者成分を晴明に預けることができたので、ハルはシンプルにやりたいことができそうな感じで楽しみ。

その他:
はい、フィロスです。
昔から遊んでいるこの面子ですが、社会人になってからは久々なので、このキャンペーンを楽しみにしてます。

◆粗筋
■前回の粗筋
ムサシクレイドルから少し西にあるキヨセシェルター群。
そこは病院跡地が多く、重要拠点もなく、比較的安全なシェルターだ。

聖女ジャンヌ・ダルクのコードをまとう宿命を負った美也。
剣豪コジロウのコードを操るセタガヤヘイブン出身の信也。
大魔王クッパのコードによって人語を理解し、実験施設から脱走したクッパ。
怪盗アルセーヌ・ルパンのリベレイターで、人間が面白いからとバベルに寝返った真白。
陰陽師安倍晴明のコードに教育された少年、ハル。

「第九処理班」としてそこで警備等の雑用にあたっていたPCたちは、ひょんなことから記憶喪失の少女を拾う。

「イヴ」と名乗った彼女について調べるうちに、超AIのバックアップである「エデン」の存在を知る。
イヴはエデン起動のために、「人類が良いものか、悪いものか」を判断する端末だという。
遺跡の中で「モノリス」に触れたイヴは、「悲しみの感情」と失っていた記憶の一部を取り戻す。

イヴを狙う「アダム」と「蛇」が現れるが、真白の奇策と信也の圧倒的攻撃力の前に退散。
一行はイヴを守ることができたのだった。

キャンペーン用wikiにも伏線リストとかまとまってるんでどうぞ。
https://www65.atwiki.jp/trpg_phirosu/pages/12.html

■オープニング
前回の戦いから翌日。
ムサシクレイドルから来ていた応援はいったん戻ってもらって、PCたちはシェルター群の長である院長と相談します。
イヴの精密検査の結果、どうやらイブは前よりも少し成長しているようです。

一行は問題が簡単な問題ではないことは理解しつつも、全てを報告したらイヴが実験動物のように連れ去られてしまうのではないかと心配。
また、イヴも次の「モノリス」を探すために、一行に同行してほしいとお願いしてきたこともあり、一緒にムサシクレイドルに行くことにしました。

あ、ちなみに今回美也は別行動です。
南の方にある別のシェルター群が超大型爆弾式ベクターに襲われる予兆があり、その爆発を抑え込むためにサポーターがたくさん必要ってことでした。

ちなみにイヴは「悲しみ」の感情を手に入れたために、ことあるごとに謝るロールプレイをはさんでくるのは青海GMすげーと思いました。

■ミドル
前回、地味に車に乗り込めなかったクッパ様が自腹で新車を購入。
偶然にも操縦用の技能である騎操もクッパ様が一番高かったのでドライバーに(笑)。

ムサシクレイドルまでの道中で何度か判定を要求され、ハルが失敗して頭を打ってダメージもらったり、地下で怪しい振動があったりしますが、基本的には無事にムサシクレイドル到着。

ムサシクレイドルに着いて「さあどうしよう」ってことになって、前回の「モノリス」から出てきたコネクションを思い出す一行。
とりあえず居場所のわかっている市長の紗川ラウラさんと工場の厳さんに会いに行くことに。

ラウラはハルの知り合いで、厳さんは美也のコネクション。
美也から「厳さんに会うならこのコードを」と謎の数列(注2)を預かっていたのでした。

ムサシクレイドルは基本的に安全な場所なので、今回は二手に分かれた一行。

チーム真面目は信也とハル、ラウラさんに近況報告と情報収集に。
チーム不真面目は真白とクッパ、厳さんに何か情報がないかと聞きに行きます。
ちなみに、イヴは厳さんが何か知ってるかもしれないからと、いざというときに応用力のある真白クッパ組に同行。

チーム真面目は、ラウラさんにアポを取り付けて訪問。
「おばさん」というとキレそうだということで「ラウラねーさん」と呼ぶことにしたハルが基本的にお話する感じ。
チーム不真面目は、イヴを見せて謎のコードを伝えると厳さんの雰囲気が変わって真面目な感じに。
真白が無駄に重苦しい雰囲気を演出したりしつつ、以下のような情報が明らかになりました。

・ラウラさんは「エデン計画」の細部は知らない。事務方として若い頃に関わっていた。
・厳さんは技術者として関わっていた。だが、詳しいことは話すよりも次の「モノリス」に触れたほうが早い。
・「蛇」がクレイドル内で小さい女の子に「イヴっしゃ?」とナンパしてる(苦笑)。
・次の「モノリス」はムサシクレイドル内の倉庫街にある。
・ラウラさんに倉庫街に行く許可をもらえた。

ハル「どうする。倉庫街に行くと、蛇とはちあわせしそうな予感がするなぁ」
信也「いることがわかってるなら、拘束してもらえばいいんじゃ」
真白「でも、指名手配したら逃げるのが当然じゃ?」
一行「うーんー」
クッパ「……ところでさ、このハンドアウトのアリアドネに会いに行かないのか?」

ここまで書いてませんでしたが、実はハンドアウトにムサシクレイドルの有名リベレイターであるアリアドネさんがいました(笑)。
一行が素で忘れかかっていたのをきちんと覚えてるクッパ様さすが!
仕事終わりにカフェで話を聞く一行。

・アリアドネは元々バベルの端末だったが、その支配から逃れた。
・イヴを見ていると、似たような感覚を感じる。
・「エデン」というキーワードは、記憶にはないが、なぜか知っている気がする。

一行はさんざん悩んだあげく、倉庫街でどんぱちする可能性がある以上、ラウラさんは味方につけておきたいということで
ラウラさんの夕食にお邪魔して「市長としてのラウラさん」ではなく「ハルの知り合いとしてラウラさん個人」を信用して
ここまでの知っていることを明かしました。
そしてラウラさんに倉庫街で蛇となんかあっても許してもらえるように根回ししつつ倉庫街へ。

倉庫街で、奥にしまわれてるモノリスを、他の物を壊さないように取り出すためにFS判定っぽい判定。
判定失敗でダメージを受けつつもモノリスを見つけることができました。

それにイヴが触れると、輝きと共にイヴの表情が変わります。
イヴに戻った感情は「喜び」。
今まで謝ってばかりだったイヴが、笑顔でみんなにお礼を言います。
同時に思い出したのは「エデンのために眠っていたイヴを起こして逃がしたのは蛇だった」という記憶。
ただ、イヴ曰く、前にあった蛇と見た目は一緒だけれど話し方とかは違ったそうです。

ただ、それで終わるはずがない、と一行が身構えたところに院長から通信。
どうやら南のシェルター群で倒した超巨大爆弾式ベクターの子機がキヨセシェルターに向かってるとのこと。
本気を出すとシェルターを崩壊させかねないってことでPCたちは急いで戻ることに。

■クライマックス
行きも判定がありましたが、帰りも判定(笑)。
なんとか帰りの判定はアルケオンも突っ込みつつ全成功。
すごいぞクッパ様。だてにカートに乗って(注3)ないぜ(笑)。

そして現れる超巨大爆弾式ベクター。
その姿は巨大なリクガメ!(注4)
辺りに浮遊機雷をばらまきながら、ゆっくりとキヨセシェルター群に向かっていきます。

美也「みんな、ごめん。あいつを止めてくれれば、多分最後の爆発はわたしたちが抑え込めるから!」

というわけでルール説明。
無限湧きする機雷を壊すと本体が顔をのぞかせるので、そいつを攻撃すればOKって感じでした。
ただこの浮遊機雷が基本固定値+倒すと同じエリアに爆発といううっとうしい感じ。
ラウンド1回だけですが超防御を誇るクッパと遠距離攻撃ができるハルを中心に戦術を組み立て。
何度か倒すと本体が顔をのぞかせます。
そしたらブレイカーたちの出番です。
硬い防御に対して、アルケオンを積み込んだ防御無視攻撃で怒涛の攻撃。
ちょっと危ない感じもありましたが、なんとかクリアー。

そしてやはり最後の爆発(笑)。
なぜかハル以外は余裕で成功してハルだけはぎりぎり成功でした。

■エンディング
なんとかキヨセシェルター群を守り切った一行。
イヴは「悲しみ」と「喜び」の感情を手に入れたが、「もう1人の蛇」という謎も増えた。

そして最後のシーン。
次回GMのクッパが「あ、ワガハイのシーン最後にしてもらっていい?」とさらっと言ってGMは快諾。

クッパ「戦いが終わってワガハイが部屋に戻ると、1通の手紙が置いてあるんですよ」
一同「ん? 手紙?」
クッパ「そこにはたった一行『イヴは預かった。 byアーネスト』と」
一同「アーネスト?!!」
クッパ「ワガハイのコネクションのアーネストは強盗団を率いる喋るチンパンジーだからな」
ハル「やるなぁ。すでに次回シナリオが始まってるじゃん(笑)」
クッパ「一度やってみたかった(笑)」

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:4点
ストーリー:4点
ボーナス:4点

ロールは普通レベルとしては十分。
ゲームもGMの工夫がなかなか面白かったので+1点。
ストーリーは、ちょっと5点にしてもいいかなと思ったけど、まだまだ上に行って欲しいので4点で。
その分ボーナスに+1点。

◯良かった点
・リレーキャンペーン第2回。さすがの青海GM。
・安定感のあるコメディ要員。

◯悪かった点
・ソウさんの発言の少なさ。

では個別解説。

・リレーキャンペーン第2回。さすがの青海GM。
ちょっとドキドキしていたリレーキャンペーン。
ただ一方で青海さんなら「どうなるかはわからないけど、面白くはなる」という変な確信はあった。
予想通り。
なるほどこうきたか、と唸る部分もあるし、やっぱりこうなったかと安心した部分もあった。
予想は裏切り期待は裏切らない、素晴らしい第2回だったと思う。

プレッシャーになるから言わなかったけれど、リレーキャンペーンで一番重要なのは実は第2回だと思っている。
「どこまで自由にしていいか」という雰囲気を決めるのは第2回のGMだからだ。

そこを青海さんにやってもらって大成功だと思った。
今回でかなりこの先のビジョンが描けてきたし、みんなのエンジンも暖まってきたと思うので、多分このキャンペーンは成功するような気がする。

・安定感のあるコメディ要員。
伏線っぽい台詞を吐きまくるkouさんと、クッパネタで卓を湧かせるしゃめさん。
共通点は二人とも周りを見つつ、「いける」と思った場面では爆発する感じ。
あと、二人ともコメディとはいえ、ちゃんとPCは真剣というのが大事。
真白はふざけてるわけではなくて、真剣に楽しいと思えることをしてる。
クッパも存在が出落ちだけど、中身は真面目。
だからPLには笑いを誘うけれど、PCレベルではシリアスな雰囲気は崩れない。
それが安定感につながる。
なかなかの高等テクニックだと思う。

・ソウさんの発言の少なさ。
今回もなかなか発言が少なかったソウさん。
ただちゃんと水を向けるとそれなりに喋ってたので、無口キャラではない……ぽい。
事務的な職人肌っぽい感じだけど……。
これは本人のロールプレイもあるけど、周りがガンガン喋り続けちゃってるのも悪いのかもなー。
場は見てるけど、喋り出すきっかけがないというか、つかめないというか。。。
なんとなくカオスフレアに慣れた面子だから、喋りたいシーンでは勝手に喋るって感じに思ってるけど……。
個人的にはもうちょっと信也君に割り込んでツッコミキャラになってくれると会話のバランスがとれそうなんだけどなー。
フィロス的にはそこのバランスがとれてこそロールプレイが5点になるポイントだと思っている。

ただ忘れちゃいけないのは、これはただのフィロスの願望なので、ソウさんがどう思ってるのかってところかな。
今度話聞いてみて、それで調整考えてみようかな?

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