キャンプ場情報【20】蠣浦崎戸海浜公園（長崎県）

4月22日(土）　走行距離　89キロ

隠居岳ウォーカーズパークキャンプ場を出発。下山しながら新しい道を探そうとしたけど、案の定迷子になった。地元の人にも言われたけど、隠居岳へはナビがない場合、やっぱり平松入口からのアクセスが最も便利そう。


大好きな西海橋を渡って、ポートホールン(旧オランダ村)へ。


オランダの街並みを模した公園。入場無料でペットの入場もOK。レストランや土産物、かわいい雑貨屋などが並ぶけど、私の目的は大野勝彦さんの美術館（￥300）。


絵のうまい下手は関係なくて、そこに書かれたメッセージに釘付け。

「ベッドで目が覚めた時、両腕がなくて絶望したけど、オレの人生はそこからがスタートだった。」と・・・。

農作業中に機械に巻き込まれて両腕を失った彼は、様々な用途に合わせた義手を使って、前向きに生きている。その姿勢にめちゃくちゃ感動した。

私も2014年1月18日に東南アジアの温泉で写真撮影中、歩道に突っ込んで来た暴走車に撥ねられ、右半身七か所の骨がぐちゃぐちゃに砕けて体の外に飛び出し、生涯車いす生活か、右足の切断か・・・と告げられた経験がある。

ちなみに、これが私を撥ねた車。


その後、ハードなリハビリを乗り越えて、入退院を繰り返しながら、やっと自力で歩けるようになったけど、事故前とは違う体の不自由さや後遺症との戦いは今も続いている。

私よりもはるかに大変な状況に置かれている人がメチャクチャ前向きに生きて、事故に遭ったから今の自分がいるとハッキリ言えるのがすごいと思った。

辛かった自分の人生と重なって、しばらく涙が止まらなかった。




今日は琴海赤水キャンプ場に行きたかったけれど、土日は受付けしていないので断念。

西彼保健福祉センター 遊湯館で入浴。http://www.city.saikai.nagasaki.jp/docs/2011022800484/
長崎県西海市西彼町鳥加郷2218　10：00〜20：30　毎月第１日曜日休み

全く期待していなかったけど、すごく好みの泉質だった。鉄分を含んだ、すごくしょっぱい赤茶色の温泉。




大瀬戸　尻久砂里海岸キャンプ場(一泊640円)
お尻が腐るほどゆっくりしたい海岸というのが名前の由来らしく、なかなか良いところだったけど、子連れの外国人キャンパーで満員。大型犬もうるさくて、ラッキーがビビり、断念。



昨年、オイル交換してもらった大瀬戸の川岸モータースで今年もオイル交換してもらう。
昨年はたまたま通りがかりだったけど、再訪に驚いて、かなり喜んでくれた。


蠣浦崎戸海浜公園(キャンプ適地)

ツーリングマップル未掲載　九州2015年版　22-D-1
長崎県西海市崎戸町蠣浦郷
キャンプ場を探しながらあっちこっち走ったけど、条件が合わず、結局、昨年利用したところへ。超穴場でツーリングライダーにはまだまだ知られていない。


トイレは夜間照明あり。中はセンサーで明かりが点く。ペーパー完備でとても綺麗。多目的トイレあり。




炊事場はないけれど、男女別水シャワーあり。(更衣室完備)


トイレ棟から200mほど先の行き止まりに駐車場があり、その横の草地で地元のファミリーキャンパーが数組、車を横付けしてテントを張っていた。


私はトイレ棟近くに設営。駐車場はないけれど釣り人も路駐しているので一緒に路駐。

外灯あり。

昨年、日帰り入浴で利用した、近くの温泉「ホテル咲都」は残念ながら閉館していた。

海岸だけど、砂浜でも直火禁止。

目の前は真っ青な海。夕日が沈む景色は最高。


藤棚のような日よけはあるけれど、木陰もなく、雨をしのげるような場所もないけど、集落のどん詰まりにあって、プライベートビーチのような感じがGOOD。ビーチまで車いす用のスロープあり。

島の集落は入り組んでいて路地裏散策も楽しい。小さな商店はある。

離島マニアでない限りツーリングユースとは言えない場所に位置するけれど、私はまた是非行きたいと思う。

昨年泊まった時のレポートはこちら
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=476810&id=1954384105
第二の軍艦島と言われる「池島」に行ったレポートもあります