mixiユーザー(id:1806035)

2017年10月23日20:33

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嵐の衆議院選挙

 今回の選挙戦、最初は絶望的な気持ちでした。
 
 今、多くの日本人にとって(と、あえて大上段に構えてしまいますが)必要なことは「安倍政治を終わらせること」です。
 そもそも、解散総選挙の理由が、モリカケ疑惑を野党に追及されないためなのがミエミエの解散。
あれだけJアラート鳴らして偽りの危機感煽っておいて、選挙期間になったらいきなり止まったの、どうして?
 そもそも、本当に危機なら、選挙なんてやってる場合なの?
 
 ところが、頼みの野党。
 百合子が希望の党を立ち上げ、それになんと前原が民進党を合流させるって。
 おい!
 不安ともにょもにょを感じながらも、それでもなんとか民進党の議席を増やすように動くしかないのかと思っていたリベラル系有権者にとって、これは、もう死刑宣告です。
 だってさ、百合子が作る党なんてどう考えたって自民の補完勢力にしかならないジャン。

 もう、これは、ショッカーかデストロンのどっちを選ぶかみたいな選挙だよ、どう転んでも地獄げっそり

 こういうときには共産党にいれるしかないんだけれど、やはり議席数を考えると、う〜む。

 まじ、日本の暗い未来しか浮かばなくて、亭主と二人、なるべく長生きしないように祈ろうね、わたしたちに子どもがいなくて良かったね、と言ってたの、大袈裟じゃなく本当よ。

 し〜か〜し!

 ここで、なんと絶望からの大逆転!
 
 百合子が口を滑らしてくれました。
 民進党の議員に踏み絵を踏ませて、踏まなかったら「排除」します。
 これがきっかけでしたね。
 都民ファの離党組が百合子の独裁をばらすわ、なんとなくの百合子ムードで支持しようと思った有権者の熱が醒めて「あれ?」
 
 そんな時。
 
 立ち上がってくれたのがエダノンです!

 希望に組することを是としなかった民進のリベラル勢力が立ち上がって立憲民主党が出来ました!
 
 これぞ、これぞ。待っていた真の民進党。
 つか、前原、ありがとう、民進党の膿を出してくれて。

 この思いを抱いた人は私だけではないと思います。
 その証拠に、立憲民主党の公式ツイッターはたった二日でフォロワーが10万を超え、枝野代表は行く先々で人垣を作りました。

 そして、今回のもうひとつの功労者は共産党です。
 票が分散しないように、あえて候補者を降ろし、立憲に選挙協力しました。
 「身を切る」という言葉を結構軽々しく使う政治家は多いですが、文字通り、身を切ったのです。

 結果としては、確かに自公圧勝ではあります。

けれど、たった二週間足らずで党を立ち上げ、野党共闘の道筋が出来た。

 選挙が終わっても、わたし達の生活はまだまだ続きます。

 政治の話って、なんとなく遠いことのように思う人たちが多いです。
 話すとけむたがられたり、面倒くさい人に思われたり、また、毎日のようにニュースで言われていることも知らない人も沢山います。

 でも、私達が平穏に暮らせるのは、政治がきちんと機能してるからなんですよね。

 選挙権とか当たり前過ぎて、なんのありがたみも無くて、面倒くさいから、関心ないからと、容易く放棄してしまう人も沢山いるけど、参政権だって、それこそ過去には命がけで勝ち取った人たちがいてこその今です。

 と、なんか、まとまらない文章に相変わらずなってしまいました。

 
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