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2017年10月18日04:43

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憂うべき「連結トラック」の運行

福山通運は「連結トラック」の試験を行うことを述べ、1台で運べる荷物の量が増え、人手不足の解消につながると同社は語ったがそう簡単にうまくいくのか?と疑問に感じています。
まず道路の運行を予想すると、高速ならともかく、一般道では急なカーブが未だに多い点や急な勾配への対応をどうすべきか、道幅が広くないと操作しにくい点やスピードが出ない出せないことによってに届くはずの荷物が届かない可能性も考えられます。
最も大きな問題点となるのは一般道における走行時、右折、左折がスムーズにできるか疑問があり、そのことができたとしても、自転車、人、自動車やバイクを巻きこむ恐れが非常に強いため、重大な事故につながると感じました。
またドライバーからの視点は連結トラックの到着先やトラックターミナルが狭いときにどうすべきかを考えなければならない点と、ホームで繋げたまま付けられる所がない点やそれに対する対応が望まれます。連結トラックの運搬量は倍になりますが、作業量も増えるから積み込みの要員が必要でありますが、それがいなければドライバーの仕事になってしまいドライバーの仕事量が多くなると感じました。更にSAやPAに休息しようとする時、空きスペースがなければ休息できないことも考えられます。連結トラックのドライバーの負担が重くなり、心身ともに疲労が増すと感じました。
福山通運は連結トラックよりも、現在JR貨物と連携して走らせている「福山レールエクスプレス号」の充実を図るべきであり、安易に「連結トラック」に依存してはいけません。
「連結トラック」の運行の推進によってドライバーの負担が増し、苦しむことを懸念せずにはいられませんでした・・・

■25メートルの連結トラック、出発 人手不足解消目指す
(朝日新聞デジタル - 10月16日 18:58)
大型トラックの荷台二つをつなげた全長25メートルの「連結トラック」の出発式が16日、福山通運名古屋支店(愛知県北名古屋市)であった。国土交通省との共同実験で、安全性や周囲の交通への影響を調べる。1台で運べる荷物の量が増え、人手不足の解消につながるという。

 同社は3月から21メートルの連結トラックの実証実験を行い、今回さらに荷室を広げた。通常の大型トラックの約2倍の荷物を載せられ、二酸化炭素の排出量は2台のトラックを走らせたときよりも約40%削減できるという。北名古屋市と静岡県裾野市の間の高速道路や一般道を運行する。

 後ろの荷台のタイヤが前の荷台に合わせて左右に動くことで、内輪差を小さくして安全性を確保した。同社の小丸成洋社長は「ドライバーの労働環境の改善につながる。国の許可が下りれば今後、90億円近く投資する予定だ」と話した。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4815309
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