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2017年10月16日21:33

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ドラえもん

昨日久しぶりに大手小町をのぞいてみたら、出木杉 vs のび太ってトピがあって。読んで見て、ちょっと感動しちゃった。

これなんだけどさ(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2017/1008/822250.htm?g=11)、老若男女、みなさんドラえもんのことをよく知ってレスしてる。普通、どの国にもShared Experienceってものがあると思うのよ。9・11にしても、大震災にしても。でも、そういうのって、地域によって影響も違うし、それから発して感じ方も違う。戦争なんかになると一国全部が影響されるけど、それでもアメリカみたいな大きな国になると、「男がみんな戦争に行って、街に残されたのは女性ばっかり」(内陸部)とか「軍需で新しい工場が出来て、人口が増えて、景気が良かった」(カリフォルニア、フロリダ等)とか場所によって全然違う経験をしちゃう。文化大革命みたいな国をあげての大騒動でも西の果てのムスリム地域は漢族も手を付けなかったのでかなり穏やかだったみたいだし。

しかも、こういう「大事件」は普通長く続かないから、その事件が起こった時に生まれてない人間には経験を分かち合えないし、事件が起こった年齢によっても受け止め方が違う。小池さんがあと5つ若かったら、アウフヘーベンなんて使わないだろうしさ。なので、国民全体のShared Experienceというよりも、「世代効果」の方が大きくなると思うのよね。

ところが、文学作品とか芸術作品になると、国民全員が経験できる、しかもロングランのベストセラーだと、みんな小中とか青春期でその作品を読んだり鑑賞したりするので、世代を超えて共有できる経験になる。芸術の偉大さ、ってのはここなんだわ、っての

そして、日本人にとってのそういう作品はなにか、というとドラえもんなんじゃないか?ってリンクの大手小町のトピを見て思ったの。実はアタシは、ドラえもんの連載が小学館の小学〇年生で始まった1970年にはちょうど六年生だったし、テレビアニメが始まった時には、大学生でテレビなく、かつすぐ海外でちゃったので、ドラえもんといっしょに大きくなったってわけではないんだけど、出木杉、スネ夫、ジャイ子、とか言われても顔もちゃんと思い浮かべられるし、キャラもわかるので、話にはついてける。トピのレス読んでも、そうそう、とかそれは違うんじゃ?とか思える。だから、現在65歳以下の日本人だったら、ドラえもんを経験していない人間なんていないと思うのよ。

このShared Experienceは凄いと思ったわ。最近の「日本凄い」テレビ番組にはあまりにも凄い凄いなので、’そう?って思ったり、鼻白む感じもあるんだけどさ、実は日本の凄いところは、ドラえもんのようなソフトで、それを全国民が共有してる、ってとこなのよ、って思った。これが漫画、ってのがいいわよね。小学生低学年から読めて、大人になっても読めて、なん十巻とあってもすぐ読めちゃう。Shared Experienceがお手頃に手に入る。これって凄いことだと思う。

漫画ヴィヴァ!藤子・F・不二雄ヴィヴァ!ドラえもんヴィヴァ!目がハート
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