アニメ時評３８３

「牙狼〈GARO〉―VANISHING LINE―」

原案：雨宮慶太。チーフライター：吉村清子。キャラクター原案：岡崎能士。キャラクターデザイン：岸友洋。制作：MAPPA。監督：Park Sunghoo（朴性厚）。ダークファンタジー。
絵は暗め。背景は深度が浅い。ＣＧで角度が変わる。キャラの頭身は高め。目は小さ目。動きはとてもいい。
内容は、「ホラー」と呼ばれる怪物を滅ぼす魔戒騎士の話。本作はアニメ版。
アニメは、中世ヨーロッパ風、平安時代、ときて、今回は、現代アメリカの都市。もうちょっと間の時代も見たかった。
ＣＧが目立っていた。実写のときも同じか。

継続。


「aiseki MOGOL GIRL」

キャラクターデザイン：フジサキタクマ。制作：IKE Animation／ストロベリー・ミーツ・ピクチュアズ。監督／脚本／シリーズ構成：森りょういち。５分アニメ。
モール生地風の質感のキャラクターによるＣＧアニメ。
内容は、相席カフェの会話。アニメでやる意味は、まったくない。

見送り。


「Just Because!」

原作：FOA。シリーズ構成：鴨志田一。キャラクター原案：比村奇石。キャラクターデザイン：吉井弘幸。制作：PINE JAM。監督：小林敦。学園もの。
絵は暗め。背景はぼやかしている。深度が深い。キャラの頭身は高め。目は小さ目。動きはとてもいい。階段を下りてくるところは、よく作画されていた。
自動車はＣＧ。懸垂式のモノレールもＣＧ。湘南モノレールだな。
写真部の女子が持っていたカメラは、キャノンのパワーショットG5X。
内容は、高校三年の２学期途中に転校してきた男子高校生の話。
部員三人の写真部の廃部や、音楽部、野球部の話と展開していくようだ。
背景をマルチにしたりして深度が深いので、キャラが浮いて見える。それを防ぐために背景をぼかし気味にしている。
細部にこだわっている。話に実感を持たせるためだろう。

継続。