■宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛編
なんかビミョーです。最初からそうなんだけど、ストーリーの骨子が見えないから、発生するイベントがどれも唐突で脈絡の無い展開に見えるんだよね。オリジナルを知らないせいかもしれないけど。全部の話を知った後で見返したら印象変わるかもしれないんだけど。今のところは、あまり好きになれません。山本も出番無いし、メルダも出てこないしさあ。絵も荒れ気味でしたね。
■猿の惑星：聖戦記(グレート・ウォー)
原題はWAR FOR THE PLANET OF APES。特に複雑なところはなく、人間と類人猿が相変わらず戦うだけだけど、面白かった。人類は、言葉・知性を失う病気が出始め、いよいよお先真っ暗です。猿もゴリラもチンパンジーもそれぞれ魅力的なキャラクターなのですが、一番個人的にお気に入りだったのは、第一作で初期に知性を獲得したオランウータンのモーリス。以前から高い知能とモラルの持ち主で、さすがは森の賢人と思っていましたが、今作では特にシーザーの構えた小銃の銃口を優しく下げさせるところが素敵でした。男が惚れる漢だよ……！ お奨めですよ。
■Fate/Stay night Heaven's Feel 第一章
あまり期待値を上げずに観に行ったのですが、これが凄く楽しめた。最初から最後まで重苦しく息苦しい演出なのですが、まあHFだし仕方無いよね。共通ルートはUBWのTV版でじっくりやったしええやろ、と爽快にぶった切って、いきなり士郎がセイバーや凛と親密になってしまい呆気に取られますが、まあUBW映画版と違ってダイジェストに次ぐダイジェストではなく、端折るところとじっくり描くところと緩急を付けているんだと分かるので、許せます。卑猥な形状の蟲はどうするのかなあと思ってたのですが、アップで描かれてないせいで見間違いかも知れませんが、穏当な形状に変わってる様子。まあ無理に18禁要素入れる意味もないか。レアルタ・ヌアやってないので分かりませんが、桜の性的虐待描写もなくなるのかな。正直、桜に対する仕打ちを知ってもワカメの友達扱いを変えない主人公はマジキチだと思ってたので、そのように改変して貰った方がストレス減って助かります。3部作なのに、セイバーが消えてびっくり。そんなに早く退場するんでしたっけ……？ 正直、『俺がお前を勝たせてやる』でロー・アイアスからのベルレ・フォーンってシーンは原作で一番好きな戦闘シーンの見所なので、最後まで期待したいと思います。
■アナベル 死霊人形の誕生
原題はANNABEL CREATION。アナベル創製、ですかね。子供を亡くした夫婦が自宅で孤児の受入を行ったが、そのうち一人が悪魔に気に入れられ……という話。特にホラーとして目新しいところはありません。というか、芸がなさ過ぎ・古くさすぎで、正直つまらない。エンフィールド事件に出てきた『黒い修道女』、なぜか本編では写真の住みに映っているだけ。エンドロール後に思わせぶりに出てくるのですが本当に出てくるだけなので意味が分からない！ どういうことだ！ 『悪魔』も安っぽく実体化するし、その正体も全く考察されないし、シナリオも映像も演出もチープです。もっとがんばれよ。
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