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2017年10月08日01:28

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第5回【混沌の迷宮】ゲームブックリプレイ

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※ここより先はゲームブック【混沌の迷宮】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

ぜろです。
少女フキの願いを受け、レドナント村付近の地下城塞に挑むサルス。
いきなり入った死体置き場の本から、白の魔法使いに関する重要な記述を見つけます。
そして白の魔法使いの弱点を知っているというカオス・マスターの存在も知ることに。
サルスは、この地下城塞に白の魔法使いがいることを確信するのでした。

【サルス 技術点8 体力点14 運点11】


●アタック01-9 混ぜるな危険

死体置き場はあらかた調べ尽くしたと思っていたが、台の根元に引き戸がついているのを発見した。
これは怪しい。
開けようとすると、何かがガツンと引っかかって開かない。つめ過ぎだ!
プレイヤーの職場のデスクの引き出しのようだ。
となれば、強引にガシゲシこじ開けるのみ!

すると、ガチャコン!と開くと同時に薬品類が飛びだした。
瓶が割れまくり、混ざって煙がもうもうと立ちこめる。これはたまらん。
むせこんで技術点1点を失ってしまった。

【サルス 技術点8→7 体力点14 運点11】

結局薬品類はぐちゃぐちゃで、役に立つものは残っていなかった。

ここまで順調に収穫も得てきたが、ケチがついてしまったな。
しかし、これでこの部屋はあらかた調べ尽くしただろう。

俺は部屋を出ることにした。
いや、その前にもうひとつだけやることがあった。

俺はここにある遺体に簡単な供養を済ませたのだった。
その時、遺体が首からさげた鍵を発見。666と刻まれた六角形の鍵だ。獣の数字だ。
迷宮内のどこかの鍵かもしれない。そっと持っていかせてもらうことにした。

俺は供養を終え、部屋をあとにする。
後ろから声をかけられたような気がして、振り返るが誰もいない。
お礼を、言われたのだろうか。


●アタック01-10 ゴブリン4‐2+金塊=ゴブリン1

たっぷり時間をかけて死体安置所を調べ終えた俺は通路に戻った。
向かい側の扉からは、まだ騒々しい声が聞こえてくる。
通路を先に進むか、この扉を開けてみるか。

俺は騒々しい扉を開けてみることにした。
その先の部屋では、ゴブリンが4匹、たき火を囲んで騒いでいた。
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うん。知ってた。前にジャンプミスのバグで読んでたからね。

さいわい俺の出現にはまだ気づかれていないようだ。
ちょうど散会のタイミングだったらしく、うち2匹のゴブリンが席を立ち、俺が来たのとは別の扉から去っていく。
残された2匹は顔を見合わせる。大柄な方のゴブリンが懐から金塊を取り出すと、2匹は笑い転げる。

去った2匹のゴブリンに金塊の存在を隠し通して分け前が増えたと喜んでいる、といったところか。

俺は今少しそっと様子を見守る。
予想通り、すぐに破局は訪れた。
ゴブリンらは、1つの金塊をめぐり殺し合いを始たのだ。
計画通り。ニヤリ。夜神月ばりの邪笑を浮かべつつさらに様子を見守る。
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少し意外な展開を見せたのは、ゴブリンどもが木製のビンを取り出して、鼻に何かを吸引したことだ。
吸い込むと、2匹とも妙に力強いポージング。超兄貴か、はたまたほうれん草を食べたポパイのように血がたぎりまくっている。
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そしてパワフルな殴り合いを開始した。明らかにヤバい薬の影響入ってるな。

そして俺はというと、ゴブリンの決着がつくのを待って、生き残り弱ったゴブリンを楽々片付けさせてもらったのだった。楽勝!

さあ、戦利品の回収だ。
そこにあったのは、つるはし、シャベル、金塊、そして木製のビンだ。
木製のビンはゴブリンがパンプアップに使っていたもので、中に黄色い粉がまだ残っている。

足音が迫っている。さっき立ち去ったゴブリンらが戻ってきているようだ。
俺はここにある4つの品物のうち3つを素早く手に入れると、戻ってきたゴブリンらが死体に驚いている隙に、奥の通路に滑り込んだのだった。

【サルス 技術点7 体力点14→12 運点11】


●アタック01-11 幸せピンク

さて、手に入れたアイテム確認すっか!
まずは金塊。当然だろ。これを持ってこない手はない。金貨50枚分の価値はあるぞ。ゴブリンが仲間割れするわけだ。
続いてつるはし。固い岩でもガスガス掘れる。使用するときにはパラグラフジャンプをして使うアイテムだけに、今後役に立ちそう。
そして残りひとつはあの黄色い粉の入ったビン。改めて確認してわかった。これは狂戦士の粉だ。
狂戦士の粉を吸うとはじけるマッスル血がたぎる! 具体的には戦闘でサイコロの目がゾロ目だと振り足し可能!
ただし、強薬には副作用がつきもの。使用後指定パラグラフにぶっとんで副作用が起きてしまう。真のピンチには使えるが、使わないのが一番だ。

通路を奥に向かう。
細い枝道があり、小さな足跡がたくさんついている。
枝道に行ってみると、やがて掘りかけの行き止まりになった。
もしかして、あのゴブリンたちが金塊掘り出したポイントじゃね?
じゃあ俺も掘ってみるか。
つるはしを取り出すと、なぜかぼんやりと薄く光っているではないか!
なにやら不思議な力を帯びているようだ。螺旋力でも感知しているのかもしれない。
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プリンを掘るようにさくさくと掘れる掘れる。やだこのつるはしに惚れる。
そして桃色の金属塊を掘り出した。ピンクな気分で掘ってたらこれだよ。

これは幸鉄鉱。幸せはピンクの塊になってやってくる。
使い道はわからないが、いいものを手に入れた。
通路を戻って先へと進もう。

やがて道は分岐にさしかかった。


【サルス 技術点7 体力点12 運点11】

次回、骸骨になってまで見られたくない妄執の黒歴史ノートを発見。どうしよう。


■登場人物
サルス 猿顔の挑戦者。ロリコン疑惑。白の魔法使いとの因縁に決着をつけるため旅をしている。
フキ 地下城塞の脅威の目撃者で依頼人。ひたむきではかなげでけなげな少女。
白の魔法使い 原初の時代から生きながらえた混沌の魔術師。魂をコントロールする力を持つ。
カオス・マスター 白の魔法使いの最高傑作。変幻自在。白の魔法使いの弱点を知っている。




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ゲームブックリプレイ【混沌の迷宮】目次
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