残業増加、実家犬の体調不良に伴い導入したペットシッター。
他人を家に入れる、ということはいろんな気付きがある、というお話を。
1.廊下に謎の布。
シッター２回目。
家に帰ると、廊下にヴァンさん愛用のフリースがでろんと敷いてありました。
...な、なにこれ。
通常ヴァンベッドに敷いてあるフリースが、なぜ廊下に。
真っ先に思いついたのは、
「ヴァンが廊下に粗相してしまい、被害を広げないように敷いた」でした。
あり得ない。
あり得ませんが、シッターさんには予め、
「ヴァンさんは老犬故、時々トイレを失敗します。その場合は、被害を食い止めることのみ希望します。掃除は、帰宅後私がやります」と言っていたので、
まさかのシッターさんの判断！？と勘ぐってしまいました。
...どうしよう。
布めくるの、超怖いんですけど。
中から、かろーんと乾ききったブツがでてきたら...はわわわわ
臆病な私、廊下の布は目に入らないフリをし、
帰宅後のルーチンワークをこなします。
散歩、犬夕飯準備、人間ごはん準備、人間お風呂...
（この間、廊下の布は迂回して歩く）
そうこうしてるうちに、ぴろりんと携帯が。
シッターさんから、本日の報告レポートが届いたのです。
そう、これを待っていたの！！
レポートはいつも食事、コミュニケーション、生活、など各項目ごと詳細なもので、
散歩のコースまで書いてあります。これを、これを読めば布の謎が...
書いてねーーーーー！！！？
残念ながら、書いてませんでした。
で、恐る恐るレポート受領のご返事メールに質問を追加。
「いつもありがとうございます！留守中も変わりなかったようで、安心しました。またよろしくお願いします。
ところで、廊下のフリースはなんでしょうか...？
怖くて遠巻きに歩いているのですが、下に何か粗相的なものがありますでしょうか。」
するとシッターさんから即レス。
「驚かせてしまい、大変申し訳ありませんでした。
フリースは、ヴァンくんが廊下の板の間に寝ることが多いようでしたので
肘の皮膚炎保護と寒さ対策のためでした。
以後、勝手な行動をとらないよう十分注意いたします。」
しまったメールに怒った感出てたぽい！！！
慌てて返信。
「納得いたしました！こちらこそ、ご配慮いただきありがとうございます。
確かにヴァンは廊下に寝ていることが多いですが、そこに布を敷くことは全く思いつきませんでした。今後採用させていただきます。人に来ていただくということは、新たな知見を得る機会でもあるということを実感いたしました！」
とかなんとか、必死にシッターさんへのフォローをする始末でした。
2.大福。
仕事後、大学のスクーリング受講中だった私のもとに、シッターさんから報告レポートが届きました。
ちらっと見てああレポートか、講義中だから後で読もうと思いかけて、思わず二度見。
ロック画面にメールの冒頭文だけが表示されるのですが、
「家の鍵に大福を同封いたしました。賞味期限が云々」と。
...だ、大福が同封されているの？
どうして？
それって人間用？
え、なぜ？？
結局誘惑に負けて授業中に報告レポート開封ｗ
読んでみると、鍵の返却（ドアポストへ入れて帰ってくれるよう指示）にあたり、
裸で投函するのが忍びなかったので、持っていた大福の紙袋を使用したと。
で、ついでに大福も一個入れておいたと。
その大福は、賞味期限が明日までなので注意するようにと。
確かに、今回は鍵の返却のための小さな袋をこちらで用意しませんでした。
ま、裸でドアポストでもいいやと軽く考えていたので。
気を遣わせちゃったな、と反省しつつも、
なぜ、大福一個を..しかも、同封てことは大福入り家の鍵入り紙袋をあの、新聞受けの細い隙間にギュウギュウ押し込んだということ？
だ、大福...ぺっちゃんこでは...
謎すぎる展開に、講義終了後慌てて帰宅。
確かに、新聞受けに紙袋が入っていました。
恐る恐る開けてみると...
あ、あああ〜。
大福っていうから、和菓子屋やスーパーで100円くらいする大きさを想像してたけど、
直径3〜4�僂痢�地方のお土産で買うような（1080円で15個くらい入ってるような）やつじゃん！よかった！なんかすごく安心した！
その後諸々想像し、鍵の緩衝材代わりで大福一個投入されたのかなと思うことにし、
シッターさんにはシンプルに
「いつもありがとうございます。本日も詳細なレポートいただき、安心いたしました。大福も遠慮なくいただきます。またよろしくお願いします。」
とだけ返信いたしました。
なんだろう、このシッターさんとの異文化交流。
面接もし、ヴァンもなついており、何一つ問題ないのに毎回驚かされるんだけど...。
次は何が起こるのか、おかしな期待を持ち出す飼い主でしたｗ
ログインしてコメントを確認・投稿する