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2017年10月05日17:53

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PocketFujica600

 懲りずにポケットフジカ。先日の 200 と同時期のシリーズ最高級機 600 を入手。テッサー型 25mmF2.8 のレンズ、4s-500のプログラム電子シャッター、二重像合致式距離計、逆光補正ボタン、機械式セルフタイマー、ホットシュー付で当時の価格が3万円也。最廉価の 200 がほぼ「写るんです」レベルだったのに対して、おそろしく気合いが入ってる。

 写真左:コダック推奨の薄型ボディは手ブレしやすく、フジは後に縦型に統一した。ガワはプラだが骨格は金属で意外に重い。これに二重像合致式ファインダーが入っているのだから凄い。当たり前だがフィルムサイズと(レンジ)ファインダーのサイズは比例しない。

 写真中:ボディキャップにてきとーに付けてマクロレンズとして使ってみた。開放。写っているのは左右6センチくらいの範囲。中央部は非常にシャープだが周辺は少々甘い。少し絞ればいいレンズかも。

 写真右:100均のワイコンと実測 F8 くらいの絞りを付けてみたら「ソフトフォーカスの超広角」になった。白い滲みと周辺部の流れで厳しい画質だが、青がしっかり出るし、実は意外に解像している。

 ワイコンを付けた状態はライカ判換算24mmくらい。この画角は初体験でなかなか面白かった。広角はいいなぁ。周辺の流れは仕方ないが、それ以外は絞ればもっと良くなる可能性がある。像面湾曲が大きく周辺のピントが前に来るので、中央が遠くて左右が迫っている被写体だともっと綺麗に写る。ポケットフジカには 20mm のパンフォーカスレンズもあるので、機会があれば試したい。
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