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2017年10月03日20:01

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「雨の日 学校休みにして」

 今日の中日新聞の投書です。はじめは何を幼いことを言ってるんだと思いました。
 じっくり読んでも幼い意見であることは変わりません。でも,よくよく考えるとここには軽視できない真実があるような気がしてきました。雨の日に学校に行くのは当たり前だと思っていましたが,本当に雨の日も学校や仕事に行くことが当たり前なのでしょうか。

 最近,米作りや畑仕事に少し携わるようになりました。外での仕事ですから天気に左右されます。梅畑の草が伸びているので草刈りをしなければなりません。昨日やる予定でしたが,朝から雨が降っていて出来ませんでした。雨が降ったら農作業はお休みです。もちろん晴れた日にそのツケがいくわけですがしかたがありません。
 40年間勤め人でした。その間は雨が降っても雪になっても出勤するのが当たり前,毎日午前8時前には職場入りです。台風で暴風警報が出ていても勤務が解かれることはありません。そして,終業時刻まで必ず在勤です(もちろん残業もほとんど毎日)。これが当たり前だと思っていましたが,ひょっとしたらこれは異常なことだったかもしれません。
 賃金労働が社会で当たり前になったのは歴史的に言えば最近です。それ以前はほとんどの人がお百姓さんです。そんな時代がはるかに長く続いてきたのです。
 そのお百姓さんなら,こう言ったかもしれません。
「雨が降ってるのに,どうして働くんだ?」
「台風なのに会社に行くんか?」 

 あめがふったらおやすみだぁ〜,が生きものとして自然な姿であり,雨でも槍でも台風でも出勤する現代人のほうが変態なのかもしれません。
 美胡ちゃんの声は究極の真実のような気がしてきました。
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