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2017年09月30日20:38

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安全を蔑ろにした会社の怠慢によって従業員の人生を台無しにした代償は大きい!

大阪市平野区の同社工場で安全装置が壊れた状態のまま、男性従業員が作業中にプレス機械に挟まれ、左腕を切断する重傷を負った事件で、労働安全衛生法違反容疑で大阪府八尾市の金属加工業者を書類送検されたのですが、安全教育を行わなかったせいであるとともに、安全装置が故障していることを放置しないで速やかに修理や装置の交換を行わなかった上層部や経営者の責任は大きいと感じました。
またたとえ重傷を負った従業員が多額の賠償金を得たとしても、左腕は二度と戻らないし、安全を蔑ろにした会社の怠慢によって従業員の人生を台無しにした代償は大きいと感じました。
最も非難されるべき点は本来会社が責任を追うべきなのに、それを班長の責任にしたことです。この点において会社側の「悪質さ」を感じました。
責任者を班長で登録しとけば社長の書類送検は免れる訳かという書き込みがありましたが
このことをなんとも思わず、さらに悪いことには安全装置無効化で数を上げることを日常茶飯事のこととして行い、人命に関わる負傷を「この業界じゃ普通」とみなして軽視していることです。
これでは負傷した従業員は救われませんし、ネットで広く流布されている現状を考えたらこの業界(産業に携わる企業)に人が入ってこなくなると感じました。
安全な職場環境を軽視し、生産個数や利益を重視する会社や業界の姿勢は唾棄すべきことであり、このままでは会社や業界で働く従業員は救われないどころか、業界自体の衰退を招くと感じました・・・


■30代男性従業員、プレス機に挟まれ左腕切断 労働安全衛生法違反容疑で大阪府八尾市の金属加工業者を書類送検 大阪南労基署
(産経新聞 - 09月30日 14:37)
危険防止措置を講じずに従業員に金属加工作業を行わせたとして、大阪南労働基準監督署は29日、労働安全衛生法違反の疑いで、大阪府八尾市の金属部品製造「天徳工業」と、同社社員でプレス班班長の男性(33)=大阪市=を書類送検した。

 送検容疑は、昨年10月20日午後3時半ごろ、大阪市平野区の同社工場で安全装置が壊れた状態のまま、男性従業員(36)=同市=にプレス機械で金属製のガードレール部材の打ち抜き作業を行わせたとしている。

 同労基署によると、平成27年11月に安全点検を実施し、安全装置が故障していることを把握しながら、そのまま放置していた。男性従業員は作業中にプレス機械に挟まれ、左腕を切断する重傷を負った。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4791074
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