mixiユーザー(id:32017195)

2017年09月13日23:03

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GIYA G2聴いてきた

RQとデートを満喫しすぎて遅刻してしまったが、
GIYA G2の試聴に行ってきました。
オリジナルノーチラスが今や1200万でなおかつ15年以上前の設計であるのに対し、
同じ設計者が最新のネットワークでより使いやすく、それでいて安くなった
新世代の回答として興味があったので。

まず定位がびしっとしている。人が現れる。
これだけでも驚くと思います。

ソースを選ばない

前衛芸術のオブジェとしてそん色ないたたずまいがある
自宅に彫刻の森を実現して、なおかつオーディオとして使える
伊豆や軽井沢に広い窓の別荘をお持ちの方は、多くこういうのを選ばれる。

いまだに四角い箱から抜け出せない日本のオーディオの10歩20歩先を行っています。

このスピーカーの駆動には普通のアンプがあれば十分で、350万から
れっきとしたハイエンドが聴ける豊富なバリエーション、
いくらでも融通が利くカラーでなんとこのオーディオ不況に
日本でバカ売れしているという。
とにかく空き箱だけでビルの高さのピラミッドができるほど、
とんでもない数が輸入されています。
カラーもフェラーリと同じ色で塗ってくれるとか、今一番アツイSPでしょう。

多く自宅を新調した方が買っているよう。
部屋も含めたデザインに進取の感覚があるので、やはり成功者が多いという。

小さい音でゆっとり流すとこのSPはいい。美術館やカフェのたたずまいだが
でかい音でもがっつり性能が出る。
ウーハーもスーパーツィーターもいらない。

難点というか、うちのavalonという化け物と比べたらこれは仕方がないのだけど、
定位感は同じでも、音の広がりが違う。
低音の出方もすこし落ち着いている。

うちのAvalonで試しにprodigyをかけてみたら部屋がぶっ飛ぶかというぐらい
低音がでて、空気の震えで頭がくらくらした。

出てないのではなく、ソースによるのだ。

その辺がG2はすこし落ち着いている。G1だともっと出るのかもしれない。

ローレンスディッキーはいずれ透明のスピーカーを作り出すのではないか?
それぐらい今の海外オーディオは機材の存在を消そうとしている。
Avalonもテッサラクトというオブジェのようなスピーカー(4500万)を出した。
いずれどんどん下のモデルに反映されていくだろう。

いまだにハイレゾとか解像度とか言っている日本のオーディオとは考え方が
違ってしまっている。
これもガラパゴスなのだろう。
日本のオーディオはやっと電源ケーブルと本体が別になったところなのだ。
USBは絶賛2.0でFAT32である。
データの世界でも20年遅れている。

大変勉強になった。

月末のオーディオショウでまたなにか驚きがあるかもしれない。


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