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2017年09月09日23:51

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第1回【混沌の迷宮】ゲームブックリプレイ

※ここより先はゲームブック【混沌の迷宮】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

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ぜろです。
いよいよ【混沌の迷宮】のリプレイ開幕です!
今作は手ごわくて前作【ミラー・ドール】以上にアタックを重ねることになりました。
連載回数は【ミラー・ドール】とほぼ同じくらいを目安にしております。のんびりとおつきあいしていただけたら幸いです。
それでは、まずは背表紙にある作品の紹介から。

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行く先を告げると村人は眉をひそめた。
白の魔法使いの足取りを追って、たどりついたのは混沌の迷宮と呼ばれる場所であった。
そこではあらゆる理があやふやになるという。
ねじくれた怪物、魔法使いの謎、そして君の進む道……すべては、ほの暗い混沌の中に。
筆を改めるごとに勢いを増す、杉本=ヨハネワールド、満を持したゲームブック。
期待の第四弾。

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なお、第三弾の【昆虫都市】はまだ出ていない模様。
それはそれで未来に期待を寄せておくことにして、【混沌の迷宮】!
この作品は【ミラー・ドール】からそのままズバリ続いた続編になります。
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こうした続編ものをプレイするときって、前作が面白かった分楽しみでたまらないんですが、同時に少し悩ましいんですよね。
ゲームブックは大抵、1回ではクリアできないものです。
となると、何度かやり直してプレイすることになるのですが、続編ものだとその時にどうするか、というのがね。

ものすごく厳密に考えれば、ゲームオーバーになったら1作目からプレイしなおすのが一番正しいのかもしれません。
やりすぎだww

普通に考えれば、前作をクリアしたデータを使用して今作からやり直すのがオーソドックスでしょうか。
ただそれだと、やり直す時にステイタスを決め直すいつもの私のスタイルではできないし、今回特に引き継ぎキャラが微妙に弱いので、詰んでしまうことにもなりかねません。
ここは満足いくまで【ミラー・ドール】をプレイし倒し、「ぼくのかんがえたさいきょうのひきつぎでーた」を作ってくるしか!(ないない)

ということで「ステイタスは決め直し、他の要素は引き継ぐ」という方針で挑むことにしました。
【ミラー・ドール】で原点に影響を受けたステイタスは、その分を反映させることにします。
具体的にはドールを作ったことによる原体力点4点減と、エンディングでもらった幸運のお守りによる運点1点加算です。

いずれにせよ、このマイルールは次のアタック02からの採用ですね。
最初のアタックは当然ながら、普通に引き継ぎキャラを使って挑みます。

ではここで改めて【ミラー・ドール】のあらすじをおさらいしましょう。

【ミラー・ドール】で俺は、若きエドガー王の依頼を受け、樹島(いつきじま)へ赴いた。
それは、崩御した前王の側近であった「白の魔法使い」から、前王の隠したシークレット国庫財産のありかを聞き出すため。
全く呼び出しに応じない白の魔法使いが協力的なわけもなく、最初から敵対的反応を取ってくるだろうことはわかりきってるシチュエーション。
俺はミラードールに魂を注入、旅の中で信頼関係を築いたにもかかわらず……白の魔法使いの用意した死のワナを突破するための生贄にさせてしまった。
そんな深い業を背負いながらも俺は白の魔法使いのもとにたどりつく。なんとか財宝のありかを聞き出すことに成功し、あまつさえ白の魔法使いを倒すに至った。
だがしかし、白の魔法使いは影武者のドールだったのだ。
俺の、白の魔法使いを巡る因縁の旅は終わらない。

ここで旅路は分岐します。
白の魔法使いとの因縁を描く今作【混沌の迷宮】と、聞き出した財宝のありかをめぐる【オーパーツ・ゲーム】に。

私、【オーパーツ・ゲーム】がかなり気になってるんですよね。
【ミラー・ドール】のプロローグのプロローグに、幼いエドガー王子がドハマりしていた古代ネコが登場します。
その古代ネコ、本編中の登場をにおわせる印象深いキャラクターだったのですが、【ミラー・ドール】にはそれっきり出てきませんでした。
もし登場するなら財宝に関係のあるキャラクターなだけに【オーパーツ・ゲーム】の方だと思うんですよね。
プロローグのプロローグを読んで、私、古代ネコにぞっこんなのですよ。古代ネコ会いたいよ古代ネコ。
ただこの【オーパーツ・ゲーム】、現状はベンディング作品に分類されているので刊行されるかどうかもわからないといったところ。
いつの日か形を変えてでもいいので、この作品(というか古代ネコ)に出会ってみたいですね。
これは長い目で、首を長くして待っていようと思います。妖怪目長首長。

おおっと話が逸れました。
今回は【ミラー・ドール】から【混沌の迷宮】に続く物語です。
白の魔法使いとの因縁を描く作品。こちらの方がストーリー的には本筋と言って良いでしょう。

最初の挑戦者は、【ミラー・ドール】をクリアした猿顔の冒険者サルスになります。
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【サルス 技術点8 体力点14 運点10】

この作品は、【ミラー・ドール】を経てきた冒険者と、新しく始める冒険者とでは、異なる導入が用意されています。
【混沌の迷宮】から入る冒険者は、単に旅をしていて事件に首を突っ込む冒険者。
【ミラー・ドール】を体験してきたサルスは、因縁の相手、白の魔法使いを探すための旅をしているのです。

では、次回からいよいよ【混沌の迷宮】冒険のはじまりです!


■登場人物
サルス 最初の猿顔の挑戦者。ミラー・ドールでは白の魔法使いの影武者を倒した。魔法使いでも影「武者」という表現で良いのかは定かではない。
エドガー王 古代ネコにぞっこんな若き王。実は国家財産より古代ネコがめあて。
白の魔法使い 生命を研究する魔法使い。人道より研究優先。いろんな器に魂を注入して遊んでいる迷惑なやつ。




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ゲームブックリプレイ【混沌の迷宮】目次
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