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2017年09月08日06:39

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多様性を認める社会

■遺伝の「優性」「劣性」使うのやめます 学会が用語改訂
(朝日新聞デジタル - 09月06日 19:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4753369


色盲や色弱も特定の波長の光を認識しにくいのは劣っているように見えますが、見えている光の階調には代えって敏感だったりして、優れているようにも見えます。
熟して色が変わった果実を見つけるのは苦手でも、実の色が変わる前から森の中で果物が実るのを見つけるのは得意かもしれません。
色覚に多様性があるのです。

信号が判別できなくて困ると行った意見がありますが、ほとんどは人が作り出した物や仕組みが色覚異常を想定していないからで、色覚異常であってもそうでなくても識別できる配色で物や仕組みを作ればいいのです。


言葉のイメージに引っ張られて、遺伝の仕組みを正しく理解できない人のために、優劣があるかのようなイメージを与える「優性」「劣性」を使うのをやめる。
理解力のある人と理解力のない人の差を埋めようというわけです。
別にどちらが優れていてどちらかが劣っているということではありません。
理解力があるかないかという基準で見ると、ない方が劣っているように見えますが、イメージに反応しやすいかどうかという基準で見ると、反応しやすい方が優れているように見えます。
イメージに敏感な方がたくさんいいねをしてもらえるつぶやきが書けるかもしれませんね。

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