『日本未来話』
著:フォーラム21 梅下村熟29期生
刊:丸善プラネット 2016
私が、あまり読まない種類の本だ。
職場で貸し出されていたので、借りてみた。
そう言えば、図書館オタクの私が、もう1ヶ月以上も図書館に行っていない。
秋が近付いている。 また読書を開始しよう。
この本は、フォーラム21という、次世代ニューリーダーを育成する
団体の29期生が、新入社員ぐらいの若者向けに書いた本らしい。
日本はいま、平和だけれど50年後には無くなっているかも知れない。
だからそうしないよう、各人が意識を高くして生きていこうね、っていう
本だ。 自己啓発本ではなくて、日本の将来を憂う、真面目な政治家
みたいな書きっぷりの本だった。
例えば、日本の出生比率はあまりに低くて、人口は減る一方なので、
それを何とかしなくちゃ、とか。
憲法9条は素晴らしいけど、いまやグローバルな視点では自分が
戦争しないっていうだけでは、平和は保てない、とか。
農業をこれからどうすべき、中国やアメリカとはどうやって付き合う、
観光は? 私たちの仕事はどうなる?
そんなに難しいことは書いていないので、私レベルでも読めるけれど、
私は利己的で、「意識低い系」の人間なので、残念ながら内容には
馴染めなかった。 ダメだな、私。
ほんとは、こういう意識で生きていかないと、いけないのだということは
わかっている。
でも、子供もいないし、50年後にニッポンがダメになっても、私は
死んじゃっているだろうし・・・あ、やっぱりダメじゃん、私。
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