○○ゲットだぜっ!!!(。・`ω´・。)

(つづき)

20：45までのイベント時間なんだけど、この時点で20：35。
これがラストの催し(？)になるに違いない。

『枝の太い部分にばかり注目する人がいますが…
意外に枝先のほうにいる場合もあります｡枝先にも注意です』と
ライトを上に照らしながら飼育員さんが言う。

ライトを持参した参加者もそれぞれに上へライトを向け、
我こそが【大物】を見つけん！とテンション↑↑だww


少しして飼育員さんが『ﾁｮｯﾄこちらを見てください』と言った。
ライトを照らした先には皆が望んでいたカブトムシがいたっ！！
照らしながら飼育員は続ける、
『このカブトムシ…皆さんは獲りたいと思いますか？』
『恐らくこのままにしておけば自分で飛んで行くかも知れないし
若しかしたら翌朝、野鳥のエサになってしまうかも知れない…』
『その上で、どうでしょうか？多数決を取りたいと思います』と
飼育員さん。

結果、子供だったか大人だったか、男性だった女性だったかも
忘れてしまったけれど、【獲りたい！】と誰かが声をあげて、
飼育員さんも『わかりました！それでは獲りましょう！！』と
長い､長い虫取り網を用意しはじめました ٩( ´ω` )و

何かもう、この時点で皆のテンションが最高潮近くになって、
異様な連帯感がうまれていましたw


が、しかし！
既の所で取り逃がしてしまい、一同【ア〜っ！！！】です(笑)
近場の木々に飛び移ったようだけど見つけられませんでした。
けど、バツが悪そうな飼育員さんの
『あ〜…けど、これで鳥からは逃げられそうです』の一言に
思わず皆は大爆笑www
気を取り直して再度、ライトを照らします。

暫くして再び、カブトムシを頭上に発見！！！
飼育員さん…今度は頼むでぇ〜♪ ٩( ´ω` )و

『ちょっ…これ､結構ｶﾞｯｼﾘと枝にしがみついていますねw』と
飼育員さんが言うやいなや…
あ〜っ！！！！今度もまた網から逃げ出し､近くにﾎﾟﾄﾘと落下｡
すわ取り逃がしか？と思われたけど、今度は何とかGET!です。
子供を中心に【大物】を皆で確認しました(´ー｀*)


場も落ち着き、飼育員さんが『まとめ』のお話しをします。
昆虫採集時での注意点･楽しさを説明した後､飼育員さんが一言｡
『皆さん､楽しんでいただけましたか？（;´▽｀A``』と言うと
驚いた事にママさん(女性参加者)のほうが【楽しかった！w】と
真っ先に声をあげ、イベントが大成功のうちに終了しました。

ナンダカンダ言って､ママさん達もｷｬｰｷｬｰ言いながら楽しんでいた
もんね(^^;)
こういう時って男性は変に照れちゃって声をあげられないんだけど
女性は素直にテンションのままに声をあげる事が出来るみたい(笑)



以前、見たmixiニュースだったかな？
誰しもが一度は目にした事はあるであろう『ジャ●ニカ学習帳』の
表紙を飾る生物の写真が、現代の子供には受け入れられないという
記事を何かで読んだ事がある。
動植物の一瞬を捉えた素晴らしい一枚が表紙になっているノート
なんだけど、リアルな動物･昆虫の写真が怖いという子供が増えて
いる事に写真家が危惧している…という内容だったと思う…。

けど、今回のイベントを通して、まだまだ自然が大好きな子供達､
そして､その子達を育てるご両親が沢山いる事に妙な”安心感”を
感じてしまって。何だか一人でジーンときてしまっていましたw

本当に満足だ。
大満足な１日が終わったと感じ、オイラは動物園を後にします。

(つづく)